のんべんだらりといきましょう

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エジソンの母

賢人がやる「好奇心溢れる」実験が、どれも命の危険と直結していて全く微笑ましくない…。いくらエジソンだからってここまでくると対応不可能だろ。飛び降りたり、ガス吸ったりする子供とは一緒に遊ばせたくない他の保護者の気持が分かるよ。そのせいもあって、賢人の無事が分かって涙する母ちゃんの場面は盛大にBGMを挿入して感動を演出していたけど、むしろどん引き。そんなわけで校長先生の講話だけでは全く納得できなかったんだけど、その後の加賀美先生の話で少し溜飲下がったかなー。
どうしても気になるのが、好奇心を摘むような行為は「実に面白くない」というニュアンス。いや、それはそれでもちろん間違っていないんだけど、教師が生徒に集団行動の秩序や自制心を教える事は「面白くない」ことなの?最後の紙飛行機を飛ばす場面、先生はダメだと言ったのにお構いナシにベランダに飛び出る子供たち、あれを許してもいいのかなー?と思った。「近所から苦情が来るからダメ」という理由が「大人が押し付けた理由」であり、そんなもので子供の好奇心を邪魔するべきではないという事を伝えたかったのかもしれないけど、やっぱり「してはいけない」と言われた事を我慢できないのはどうなんだろうーなー。って、私も「実に面白くない」と言われる頭の固い鮎川先生とタイプと言うことですか。えへ。