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SUNEOHAIR LIVE TOUR 08-09「バースデー」〜スネオヘアー生誕10周年記念ライヴ Vol.1〜@渋谷C.C Lemonホール

2月15日(日)に行ってきました。
バースデーツアーの追加公演でもあり、スネオヘアー生誕10周年記念の第1弾ライブ。会場が暗転すると、スクリーンに「アイボリー」PV冒頭、ゆうたろうボスが「お前は今日からスネオヘアーだ」「何で?」の部分が流れ出した。そしてインディーズ時代の「フィルター」から最新の「共犯者」まで順番にPVの一部を上映。何だかこれだけで早くも「今日は特別なんだなぁ」という気分に浸れたよ。
ライブ本編は、12月のライブとそれほど変わらないアルバム「バースデー」中心のセットリストだった。中盤でターミナルが加わっていたかな?何の曲の代わりだったのかはちょっと思い出せないんだけど。「JET」「電話」「歪んだ二人」「共犯者」の流れがやっぱりすごく良かった。「歪んだ二人」前回と違って、ソロ前にものすごーーーい絶叫が入っていて痺れた!「共犯者」ラストで、ギターのエフェクターを切り忘れたようでクリアな音じゃなくひずんだ音になってしまい、慌てて切っていたのはご愛敬なのです。
アンコールでは事前に告知されていた「スペシャルゲスト」が登場。スガシカオでした。スゲー驚いた!!全然予想してなかったよ。アコギを持った二人が延々とフリートーク。スネオもたいがいだけど、シカオさんも結構饒舌なんだねー。いつ始まるんだい!と思うくらいロングコーナーだった。もちろん面白かったから全く問題ないですけど!スネオがいかにシカオさんをリスペクトしているかがベースのトークではあるけれど、「スガシカオさんって軽いんですよねー。」と言っていたエピソードが面白かった。かつて「俺もオーガスタキャンプ出たいんです」とシカオさんに言ったら「出れるんじゃね」という軽い御返事をいただいたらしい。「いや、無理だろ。おれオーガスタじゃねえし!」と全力でツッコミをいれていたよ。で、1曲目はシカオさんの「ハッピーバースデー」を二人で演奏。ボーカルはシカオさん、スネオはコーラス。すっごい良い雰囲気でした!アンコール2曲目は、バンドメンバーとシカオさんと一緒に「僕らハチクロファミリーなんで!」と「ワルツ」を演奏。スネオの声に加えてシカオさんのコーラスが入った「ワルツ」が聴けたなんて超豪華。あと、シカオさんがギターソロをガッツリ弾いて盛り上げてくれました。シカオさんって、声・演奏・煽りなど「ライブを魅せる」のが本当に上手いよなぁと感心してしまった。スネオ&シカオコーナーの後は、バンドに戻って「現在位置」。やっぱりこの曲は良いよー。音が混沌としている中からスネオの声が届く感じがすごく好きです。聴けて嬉しかった…。
アンコール2回目、「セイコウトウテイ」を演奏後、バンドのメンバー(ベースのエイキチさんが何故かリリーフランキーに見えて仕方がなかった…)が退場するとスネオが一人残り、弾き語りで「こうしてはいられない」。歌う前に「誰も(スネオヘアーを)知らないから、チャンスがあると思った」と言っていたのが印象的だった。スネオヘアーって、胸に刺さる言葉をポロッと言うよなー。大抵は途中で冗談交えてうやむやになる事が多いMCだけれども、心に残る言葉も多いと思う。で、そんな後の「こうしてはいられない」だったので、さらに響きました。そんな気持ちでこの曲を作っていたのかーとか、だからこそこういう歌詞が生まれたのかーとか。
最初から最後までスネオヘアーとしてしっかりライブをしていたスネオをかっこいいと思いました。しっかりライブをやる事をスゴイと思うなんておかしな話ではあるが、以前はライブに妙な緊張感とかハラハラした感じがあって終わるまで安心できないと個人的に思う事が多かったので。
帰り道は、良い気分で『SUN! NEO! AIR!』を聴きながら家に向かいました。