のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ありふれた奇跡 #4〜6

4話
カナさんのお母さんって元々何か苦手だったんだけ、今回の先生とのやり取りにはどうにもイライラっとさせられてしまった。何でこんなにイラッとしたんだろうなぁ…自分でも何となく分かっているような気がするんだけどこのモヤッとした気持ちを言葉にできないわ。
カナさんの過去が今回明らかになるかと思ったけど、まだでしたね。海外旅行中に酷い目にあって、子供が産めない体になってしまった…とかだったら重すぎる…。カナさんの家族は誰もも知らないんだよね、カナさんの傷については。


5話
カナさん父と翔太父が知り合いだったってだけでもものすごい奇跡なんだけど、その顔見知りだった理由が女装って!!これか!?これがタイトルの「奇跡」なのか?ありふれてねぇ!…って、誰もがきっとツッコミを入れたよね?一徳、杜夫、廣太郎の女装姿ってどんだけ濃いんだよ!!シ、シルヴァーナ…。
カナさんの秘密は「子供を産めない」だったけど、「私のせい」ってどういう意味?そういう体質ってわけじゃなくて、もっとはっきりした原因があるってことなのかな。それとも体質のせいだったとしても、自分が悪いって思っているの?それだったら悲しすぎるよー。
知り合いが子供を失って、自分の時の事を思い出してしまったんだろうけど、虚しさやりきれなさがこみ上げてきたからってカナさんを襲おうとする理由にはならねーよ。陣内さんのアクが強すぎるせいなのか?それともセリフまわしのせいなのか?藤本さんから「作られた」感が見えてしまってちょっと浮いているような気がしてしまう。


6話
今回はボディブローのようにジワジワ来た…。子供が欲しいのに産めないカナさんの絶望や、その事実に対して向き合おうとする翔太よりも、周りの反応が辛いんだよね。「何で作らないの?」とか、作らないと言っただけで人間性まで否定されてしまいそうな追いつめ方がキツイわ。家族が、孫・ひ孫を抱きたいと思う気持ちも分かるんだよね。周りの要望も翔太やカナさんに対して悪意があるようには描かれていないんだけど、その無邪気さというか、「当たり前」と言わんばかりなのがね…。
カナさんのおばあちゃんがひ孫云々を言い出した時は、翔太が我慢し切れなくて本当の事を言ってしまうかと思った!!翔太の不器用な誠実さにハラハラしたよ。そんな事言わないでー!適当に流しちゃえばいいのにー!って。そんな翔太の気持ちを理解できずに「何でそんなこと言うの!」とカナさんが誤解したまますれ違ってしまう展開にならなくて良かった。確かに瞬間的には頭にくるけど、ちゃんとカナさんが分かってくれてて嬉しかったな。そういうところ、このドラマは安心して見られます。