のんべんだらりといきましょう

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プラネテス #20ためらいがちの #21タンデム・ミラー

20話
フォンブラウン号の2次試験、閉鎖環境テスト。3次試験に残った人数を見ると、あの試験はクリアが出来るものなんだって分かるけど、みんなどんな方法で残ったのか気になる。ハチマキたちの冬眠作戦はかなりギリギリの方法だっただろうし、テスト開始までの時間で不測の事態に備えて酸素を作れるシステムを持ち込んでおけとかそういうことだったんだろうか。閉鎖環境での行動ではなく、それ以前の時間が大事だったとか?


21話
ハキムが試験を受けている目的は、宇宙防衛戦線の一員としてタンデムミラーエンジン(フォンブラウン号の核)に最接近するためだったんだけど、そもそもいつから宇宙防衛戦線のメンバーになっていたんだっけ?ギガルト先生と一緒に軌道保安庁で仕事をする以前からテロリストだったの?それとも、クレア同様現実を目の当たりにして考えが急激に傾いてしまったのかな。
フォンブラウン号に取り憑かれているハチマキは、ハキムに裏切られた事によって最後のラインを越えてしまった気がした。でも、ハキムに対する感情もとても独りよがりな感じで、自分と似ている(と思った)から認めた、結局「自分」だけしか認めていないってのが透けて見えて凹む。
タナベが「あなたの愛は薄っぺらいのよ!」と言われているのを見ると、可哀想という気持ちとまぁ仕方ないよねという気持ちが半々くらいかなぁ。タナベの愛は確かに視野が狭い感じはするが、クレアさんの考えも広いようでいて1点しか見えていないように思える。
コリン坊ちゃんの、あの態度はむしろ清々しくて好きになる。