のんべんだらりといきましょう

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プラネテス #26 そして巡りあう日々

あー、終わってしまった…。ここ数回、どのドラマよりもこのアニメを楽しみにしていた身には一抹の寂しさが。
最終回はまさにこれぞ大団円!という感じで爽やかに終わった。一番気になっていたタナベとクレアがどのような状況だったのかも分かったし、酸素がなくなって、のた打ち回るタナベは見ていて痛々しかったが、過去のこととして描かれていたのでそれほど凹まずにすんだ。収監されたクレアは今まで身に纏っていた重い鎧を全て脱ぎ捨てたように落ち着いていてホッとしたよ。
Aパートの最後でノノちゃんとハキムが出会う場面は、本当にハラハラして「ノノちゃん、逃げてー!!」の状態だった。ハキムは、ノノちゃんとの会話で「自分が信じている考えが全てではない」と気が付いたんだろうけど、もはやそのこだわりを捨てては生きていけそうもない。だから変われない、ということなのかなー。
後半のハチとタナベ一緒に宇宙に出る辺りから、もう泣きながら見てた。「いろんなことを経験した後に見ると違って見える」という言葉で、タナベが初めて宇宙に上がってからここまでいろいろあったなぁ…などとしみじみ思い返してしまった。
「かみのけ。」
「結婚しよう。」
「うん。」
「よっしゃ!お前の負け。」
このしりとりは最高。ハチマキが「男」に見えたよー!カッコイイ!!凄いプロポーズだなー。
エンディングで今までのエピソードに出てきた人々の様子を描いてくれたのがまたよかった。特に、テマラがまだ諦めずに頑張っている姿や、シアが少し大きくなって家族で新たな生活を築いている姿ではさらに泣かされました。
本当にいい作品だった。最後まで見たからこそ、もう一度最初から見直したい気分になっている。
DVDも欲しい!と思っているのだが、アニメのDVDって高いよね。全9巻じゃ手が出ないよー。BOXになって、もう少し価格が下がってくれればいいのにな。