のんべんだらりといきましょう

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プラネテス #24愛

みんながみんな追いつめられて痛々しい。コリンの「俺はまだヤツしゃぶりつくしていない!」ってのも、ヘラヘラしている彼なりにここまで来るにはいろいろ思うところがあったんだろうなぁと垣間見えた。理不尽な暴力に対するリュシーのキレっぷりも怖いけれど、とても納得できた。
ラストのタナベは毎回泣きながら見てしまう。序盤こそ「愛愛うるさいんだよタナベウザイ!」な気持ちが占めていたが、フォンブラウンが登場する後半以降は本当にいい事ナシで、少しずつ少しずつタナベの言う「愛」が通用しない事を見せ付けられて可哀想だった。そして、今回でのダメ押し。タナベの愛が必要とされていなかった事を思い知らされ、酸素はあと5分。自分の信念を取るか、生きるための酸素を取るか。普通は酸素だが、タナベならもしかしたら「愛」を選ぶんじゃないか、「愛」がなんとかしてくれるんじゃないかと期待しながらもあの発狂モードを見せられると辛い。クレアの言うとおり、愛で酸素が湧き出てこない現実が辛い。
Bパートのタナベに圧倒されてしまうが、ハチもギリギリのところに追い込まれているんだよね。しかし、タナベのことが気になって、ついつい忘れてしまう。