のんべんだらりといきましょう

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八日目の蝉 #4

久美の母親も、文ちゃんもあまりにもいい人なものだから、希和子騙されていると思うと可哀想になってくるよ。騙されているっていうか、まぁ身分を偽っているだけなんだけどさ。これがDV夫から逃げるために娘と二人で隠れて生きているというような状況だったら、完全に希和子同情モードで応援できたんだけれども、最初の一手が赤子誘拐であるというのを意識してしまうとね…。もはや「希和子可哀想」ゲージが空に近い状態なので、そろそろ初回で見せたようなツダカン夫妻の極悪ぶりをもって「希和子も被害者」要素をチャージしないと、希和子を温かい目で見守れないよー。
前回の子供と引き離された母親(久美)、今回の子供を失った夫婦(文ちゃん)と、自分の行動を外から見るチャンスが希和子に与えられているということは、今はまだ無理だけど後々自分のおろかさを理解するための布石なのかな。そうじゃなければ、あまりにも罪に対する葛藤が無さすぎて怖いよ!エンジェルさんの家にいたのだって、あのまま何も起こらずにずっとあの施設で暮したとしたら、希和子は満足かもしれないけれど、薫は遊園地も追いかけてくる月も海も知らず、学校にも行けず、お金の概念もないまま育ってたわけだしね。
マロン役で真唯ちゃんが登場。そして島のお医者さんが志賀廣太郎さんだった!まさか出番はあれだけなのかー!?