のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

GOLD #2〜4

2話
天海さん演じる悠里の口調、テンポ、身振り手振り、表情を見てたら、うっかり「そのとおりですっ!」とリカ並みに丸め込まれそうになるから面白いな。天海さんはもちろん良いが、今回は本当にまさみちゃんがウザ可愛くて素敵。ラスト、泣きながら「わ゛だじリ゛ガぢゃん〜〜〜」とヤケクソで言ってるのには笑いました。悠里とリカの掛け合い好きだなー。秘密のリカちゃん置き場に秘書のリカ、走れメロ子の友情話、悠里がリカを秘書に抜擢したのは、末弟のせいでなく実はこっちの方がポイント高かったんじゃないか…と思われても仕方がない。
そういえば、意味ありげな存在感を匂わせつつ、2話ではほっとんど出番もなく、悠里ママにさえ思い出してももらえなかった朋くんだけど、彼はこの物語にとって(悠里が悠里であるための?)それなりのキーパーソンじゃないのかしら。だとしたら、たとえ空気であってもそれなりにドラマに参加させておかないと、いざ彼の秘密が!とかになった時、見てる側が感情移入しづらいというか、ポカーンと置いてきぼりになってしまいそうな気がするけど大丈夫なのでしょうか。2話でそんな心配をするのは早すぎか。
廉の「心臓に爆弾」って、本当に心臓に問題があるって事?それとも、ハート(メンタル的な)に問題があるって事?心臓に疾患が…とかだったら、あの悠里とジョージが体調を完全に管理しているだろうし、気がつかない事はないと思うんだけどなぁ。
今回も悲惨な目にあっていたエドさんだけど、悠里たちが陽な分、エドさんパートの陰さが怖いくらいですね。悠里が出てると「天海ドラマ」、エドさんパートが「野島ドラマ」とパッキリ分かれて見える不思議。


3話
あのカメラマンは一体何が狙いなんだー!『MOTHER』の虐待男があまりにも強烈だったため、絶対この人酷い人でしょ!?DVとかレイプとかそんな悲劇の被害者に晶がなったらどうしてくれるんだ!…とすでに思い込んでいるのですが、実はどうなの?裏をかいて(裏?)好青年?でも、あの絶対的な存在の悠里が「胸騒ぎがする」って言ってるくらいだから、やばい人なんですよね、きっと。
悠里と別居中の夫って、ああいう不自然な形だけれども家族として機能しているんだよね。父親は子供を心配しているし、子供はそんな父親を受け入れているし。あれも悠里の金メダル獲得に向けての方法論のひとつとして実践している家族の形なのかしらと思っていたら、別居しなければならなかった非常に重要な問題(浮気程度じゃなく)が過去にあったのか。
ジョージのシャワーシーンが妙に念入りでちょっと笑ってしまったんですが、あの場面の回想でジョージを苦しめていた悠里の兄が謎です。悠里が兄に対して深い尊敬の念と愛情を持っていたのは分かる。兄も妹を大事にしていたのでしょう。でも、兄がジョージに頼んだ「自分の気持ちを押し殺して友達として支えて欲しい」っていう要望(遺言)は、お前一体何様?と思わせる理不尽さがあった。ただ「支えて欲しい」なら分かるんだけどなー。ジョージの気持ちを殺させる権利が兄にはあったのかな?早乙女家に恩があるから、ジョージは自分のスペアだから、言う事を聞くのが当然…というような考えでもあったのでしょうか。ジョージが決断した「男女の友情」に必要なエピソードだったのかもしれないけど、何となくしっくりこなかったです。


4話
いよいよ自殺に近親相姦とあれこれぶっこんで来ました!野島せんせーのドラマ見てるって実感が湧いてきたよ!カメラマンが兄・修一の息子だとして、目的は復讐なんでしょうか。もし早乙女家をめちゃくちゃにしてやりたい!とかだったら、近親相姦とわかった上で晶と致してしまった方が効果的だと思うんだけど…とか最低な事を考えてしまいました。ごめんなさい。
修一の自殺の理由って何だろう。近親相姦を晶とカメラマンで使ってきたけれど、私は修一と悠里の間にそういう感情(プラトニックで)があるものだとばかり思っていました。悠里はブラコンの域で留まっているけれど、兄はそこで止まれずに思い悩んで自殺…なんて考えたんですが、次回予告でじいちゃんが「お前が早乙女だ!」と一子相伝の技でも継承したかのような大仰な宣言をしていたから、修一は養子だったとか。そこらへんが関係あるのか?もし、修一は早乙女家の血族じゃなかったら、晶とカメラマンも他人となって、「復讐に利用しようと思ったが本気になった」とかカメラマンが言い出したとしても丸く収まりそうだけど。あと、悠里は兄の自殺を知ってたんじゃないかなー。相馬さんの「自殺」に対する反応がとても敏感で、あの怯え方は兄の事があったからじゃないかと。
相馬さんの過去を知っての嫌がらせ、新聞や雑誌のコピーでも置いておいたのかと思ったが、わざわざ人形を準備し、半分燃やして置いておく…という力の入れように戦慄した。この病的な嫌がらせをした犯人を悠里は全力で見つけて早いところ解雇した方が良いんじゃないでしょうか…。