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ジョーカー 許されざる捜査官 #9

時効成立のバラバラ殺人事件とJOKER事件が同時に描かれていたため、せっかくの佐野さんも若干存在感が薄めでした。躊躇なく女子高生を背後からめった刺し!な場面でのいかれっぷりはさすがでしたが!被害者母の願いが、「せめて娘に謝ってくれ」なのに犯人に全く反省の色が見えなかったからかもしれないけど、現在進行形で恐喝が行われているなら、まずその罪を償わせる→マスコミが過去の事件を暴露→社会的制裁ではダメだったのかな…。被害者が恐喝されていると証言をしないであろうからダメって事?でも、「女子高生のヌードモデルを盗撮し、それをネタにゆすり、バレそうになったらバラバラ殺人、己の血で作品を完成させる狂気の画家」ってなかなかセンセーショナルで効果ありそうな気がするんだけどなー。
一方夏樹と片桐事件の犯人は、マスターでいいのかな。井筒さんも最後の最後まで怪しい演出だけど、どっちかって言うと夏樹の時に真実を明らかにできなかった事を悔やんで、今度こそ!とマスターと直接対決して死んでしまいそう!(妄想しすぎ) 夏樹と片桐殺しに関してはマスターが犯人かもしれないけど、不正なお金の動きや神隠しシステムはもっともっと大きな背景があるはずだし、伊達が最後の仕事としてマスターを「神隠し」したところで、第2のマスターや伊達が現われるだけなんじゃないかと思うが、どういう決着になるのかなぁ。そして伊達が自分自身に対してどういうケリをつけるのか。マスターを制裁するなら、自分も裁かれべきだろうし。「あなたは間違ってません!あなたは被害者家族を救ってきたんです!」と久遠やあすかに言われて何事もなく終了…というわけにはいかないよね。