難しい問題とはいえ、大橋先生エピソードが2週に渡ったのでちょっと間延びしちゃったかな？という印象も。学級崩壊で心が折れてしまった先生と、トンネル工事が辛くて逃げ出しそうな人とは根本的に違うと思うので（トンネルの方は、肉体的には辛いけれど頼れる上司・成瀬がいてチーム成瀬の仲間がいるって状況だよね？多分）、あの土嚢競争で何かが変わるとは思えないけれど、大橋先生が笑顔と少しだけ自信を取り戻すきっかけになったと思えば無駄ではなかったのかな。前回はハラハラさせられた成瀬校長のあの「頑張れ！負け犬になるな！」も、桐原先生の怒りの言葉と「8ヶ月もこの戦場に立ち続けていたんだ」と大橋先生の苦しさ。その二つを受け入れた上でのものだったので、どこか安心して見ていられた。
大橋先生が再び教壇に立ったけれど、桐原先生の言うように問題が解決したわけではないし、学級崩壊→不登校のコンボで完全に生徒に弱みを見せてしまった大橋先生が学級崩壊を乗り越え、クラスをまとめるのにはまだまだ苦難があるんだろうね。5年生クラスを描くと共にこの先の大橋先生の姿もしっかり描いて欲しいな。クラスをまとめる事はまだできていないけど、それでも4年生の少年を大橋先生が救った事は間違いない。たった一人だけど、確かにあの少年を救った大橋先生は「先生」だよなぁと思ったら泣けてきた。
イジメっ子女王様のショウコがまた演技上手くて、あの大きな目でいろんな表情を見せてくれるから面白いなぁ。大橋ノートの情報によると、そんな彼女も優しい普通の女の子だというのが分かるので、今後の展開が楽しみです。あと、最後にフッと笑った桐原先生が反則級に素敵で衝撃を受けた…！
