- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: Video Game
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前半は登場キャラクターの紹介や、設定の説明等、怒涛の後半へ繋がるための準備が念入りに行われているため、その段階で脱落しそうになったのも確か。「いつになったら本格的に『何か』が起こるんだ。まさかこのままオカリンと愉快な仲間たちを見てるだけなのか?」と不安になったよ。その不安を乗り越えての後半からが本番です。途中で決して諦めないでー!
以下、キャラクターについての感想です。
オカリン:主人公。強烈な厨二だと聞いていたので身構えていたが、案外平気だった。序盤の「俺だ…エル・プサイ・コングルゥ」だけは本気で引いた(というか読むのが面倒くさかった)が、話が進むにつれてどんどん好きになりましたよ!厨二である以外は基本的に紳士で真面目な所が良い。終盤は「ファーハハハハ!!」の高笑いすら頼もしく見える(そしてちょっと泣きそうになる)という。声を担当した宮野さんの演技も素晴らしかった。オカリンも鳳凰院凶真も、シリアスも厨二も見事に演じていて、オカリンと一緒に一喜一憂したよ。本当に見事だった。
助手:ずっとまゆしぃが私の中でメインヒロインだったのですが、最後の最後までやって助手の事ばかり考えているうちに「やっぱりヒロインは助手なんだな」と納得できる女の子でした。
まゆしぃ:可愛いわぁ!まゆしぃが好きすぎて中盤は本当に心が折れそうになったよ…。まゆしぃエンドに到達した時は、「もう満足しました。コレで終わりでも良いです」と思い、残りのエンドを放棄しようかと思ったくらい。自分の事を名前で呼ぶ女の子キャラは大抵苦手なんですが、まゆしぃだけは別だった。「まゆしぃはねぇ」と言われると和むわー。
バイト戦士:急展開が最初に始まる彼女のシナリオは面白かった。
フェイリス:オカリンの厨二は平気だったけど、それに輪をかけたようなフェイリスの厨二ニャンニャンはきつかった…。多分、絵に描いたようなあえてのあざとさに拒否反応が出てしまったんだろうなぁ。なので彼女のルートはちょっとした苦行であった。
ルカ子:可愛かったけど、ルートに入ってからは少々面倒くさい感じでした。最後はまた持ちなおして面白かったんだけどね。
萌郁:いちいちメールで会話するの面倒だなー!と思っていたが、シナリオは面白かった。
ダル:好きだ。スーパーハカー本気ですごいな!あと、オカリンの扱いが上手いのも良い。