2週間ほど前に放送されたドラマですが、面白かったので。何がすごいって、16歳で「鉄血勤皇隊」として戦争に借り出された弟・康治を演じた佐藤さんの演技が見事だった。さすがに16歳には見えなかったけど、少年兵としてお国のために！と感化されてしまう様子や、凄惨な戦場を目の当たりにした時の動揺や恐怖、終盤のアメリカ兵となった兄との対峙と、しっかりと演じきっていて感心してしまった。特にクライマックスでは目の演技が素晴らしかった！イケメンさんだなぁとは思っていたが、このドラマを見て「演技の出来るイケメン俳優さん」という印象に変わりました。兄役の要さんは、もう安心の域で。弟・康治に対して誠実で優しい表情をするんですよね、それがすごく良かった。要さんのナレーションが入ると、最初はタイムスクープハンターの沢嶋が取材に来たのか！と思ってしまいがちでしたが、シリアスな演技に魅了されましたよ。
