5話
山本浩司さんが登場したかと思ったら、予告でメアリージュンさんが！ホントにこのドラマは次々に新キャストを投入して驚かされるなぁ。
越中おじさんがエイリに投資するのは、女優Aの時のように体が目当てというわけではなく、本当に何か持っていると感じて純粋に育てようとしているのか…？などとちょっと思ってたんだけど、すし屋でゲーム始めたって事はやっぱりそういう事なのね。そのためだけに、食事マンション借金まで助けてくれるってコストかかりすぎでは？有り余るお金はともかく、それほど時間をかけて手に入れる価値があるのか？と疑問。アキバが以前言っていた、派手で手慣れてるような女じゃなくて、B級感があるのが良いってやつなのかしら。
やりたい放題の越中おじさんよりも、テレビ局アカツカサの方が酷いな。この人には最後痛い目にあってもらいたいところ。
6話
エイリって、ピュアな弱者だけどアキバから影響を受けて変化していくキャラなのかな～と思ってたけど、単なるアホの子以外の何物でもないような気がしてきた…。越中おじさんの投資の見返りもアキバにやんわり忠告されていたし、腹をくくっていたがギリギリになってやっぱり嫌だ！と脱走したわけでもなさそうで、本当に分かっていなかったとしたら本人にも問題ありすぎるような…。借金も越中との関係も風俗落ちも、ただ流されているだけでそこに自分の意志がなにも感じられない（そのくせ可哀想オーラだけは強い）から、ちょっとイラッとするのですよ。
7話
初回であの高さから飛び降りて無事だったから、今回も飛び降りて脱走か？と思ったエイリだが、今回は無事じゃすまなかった…？無事ではなさそうなあの場面はさすがにドキッとした。アキバが越中おじさんに要求した事って、エイリの捜索と救出だったって事だよね。コウシロウを使って回りくどくやるより、借金を払って即終了にすればいいじゃないと思うけど、そこは自分のためじゃないから越中おじさんは絶対に使いたくないのかな。
アキバと越中おじさんのやり取りは見てて面白んだよなぁ。越中おじさんが急にチャーミングに見えるのだ。
8話
つづきはParaviで！！…というのは分かってはいたが、もう少し起承転結の結らしさのある終わりであって欲しかったなぁ。アキバと越中おじさんが心ならずも手を組んでテレビ局を買収するってまだ転だよね。
個人の欲望や保身を優先する局員、フェイクニュースを鵜呑みにする報道、個人の都合でキャストがねじ込まれるドラマ、そんなテレビはダメだと叫ぶアキバ。そして買収されるテレビ局。自虐的なネタを地上波テレビで放送したのは面白かったけれど。
終盤は全体的にダイジェストを見ているような気分になってしまった。エイリが無事だったのは良かったが、それで「田舎に帰ります」となった時は、え？結局エイリは何も変わらず何も手にする事なく退場なの？とガクッときたが、なぜかそのまま東京（だよね？）の看護学校で勉強しているのが謎だった。田舎に帰ったんじゃないの？看護学校にお金がかかる事がきっかけで借金して大変な目にあったんじゃないの？じゃあ、今はなんで通えてるの？誰かが援助したの？田舎でお金を貯めて数年後にでも出直してきた可能性を一瞬考えたけど、膝の包帯は非常階段から飛び降りてできた時のものだよね。ってことは、あの後すぐって事よね？もしかしてここら辺は地上波放送だとカットされてるとか？と、疑問が山積みであった。
次から次へと出てくる俳優さんたちはバラエティに富んでて豪華だった！そしてやはり、藤原さんと香川さん、それぞれの濃い魅力は見てて楽しかった！独特の表現で周りを振り回すアキバの謎の説得力、金に女に征服することに執着してひたすらデカい声で喚きまくっている越中おじさんの妙な可愛さ、これはお二人だからこそのキャラクターだったと思う。
