のんべんだらりといきましょう

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僕のワンダフル・ライフ

犬のベイリーが大好きな飼い主イーサンに会うために、何度も生まれ変わり、彼を思い続けるお話。
全編通じて大号泣。ベイリーが可愛すぎるし、理不尽な目にあっても決して大好きなご主人を裏切らない、疑わないまっすぐな愛情がまぶしすぎる。躍動感と生命力があふれるベイリーの姿に、ただ走っているだけでも泣けたよ…。
生まれ変わるということは悲しいお別れの場面もあるわけで、覚悟して見てはいたがやっぱりとてもつらいものがあった。特に初代ベイリーが病院でぐったりしている場面、イーサンの姿を見ると一生懸命尻尾を振る姿に号泣。どのベイリーも献身的すぎるんですよ。
ワンさんの健気さを描きながらも、ずっとハッピーな犬生が続いていたわけでもなく、子犬の頃に捕獲されてしまったり、幸せな環境とはいえない状況で飼われ最後は捨てられてしまうような場面もあり、悲しい気持ちにもなる。(この映画の2大許せないキャラは、トッドとベイリー捨て男)
イーサンの人生もつらいよなぁと思った。高校生時代はアメフトで活躍し順風満帆な日々だったのに、トッドの逆恨みから家は燃えて足を怪我、思い描いた将来は一瞬でかき消されて恋人とはお別れ。その後はずっと一人で生きてきたってのが悲しい。その間に、ベイリーのように心を許せる相棒は誰もいなかったのかな…。
だが、最後はハッピーエンド!!何もかも丸く収まって良かったね~良かったね~と泣きながら満足できました。ワンさんの名演技に目が行きがちだったけど、大人になったイーサン役のデニス・クエイドもすばらしかった。突然現れたバディが実はベイリーだった事に気づくシーン、まさか?からの表情の変化が見事だった。最高だったよ!