のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

彼女が死んじゃった。

ゆかりの作詞した「555」がすごくいい曲だと、今更ながらに。あの曲が頭の中をグルグル回っていますよー。
今までの「他人にプラスの影響を与える人」として描かれていた、ゆかりのどうにもならない負の部分ががっちりと描かれていました。「何かになりたかった」んじゃなくて、「何にもなれなかった」のがゆかりの本当の姿だったわけですね。
眠剤を嬉しそうに見つめるゆかりは怖かった。
携帯めぐりの旅を経て、ハジメがゆかりのいる側に引っ張られてしまうのでは?と気になっていましたが、引っ張られてしまうのは豆知識さんのほうが早かった!ホログラムに向かって微笑む豆知識さんが切ないよー。ゆかりにとって豆知識さんはかけがえのない存在だと思うんだけど、それがどうやって豆知識さんに伝わるのかが気になります。
もうね、完全に豆知識さんモードでドラマを見ています。最初はボケ担当としか見ていなかったけど、今となってはそのボケさえ切なくて泣き笑いです。
ハジメ携帯に残されたゆかりの自宅の電話番号と留守電の声、ホログラム、電車の装飾、コンビニの店員が持っていたビデオテープ、555の歌詞…完全に自分を消していなくなるというのは不可能なことなんだなぁ。
ラストで「いつも遅刻してしまう」と言っていたハジメですが、最終回では何かに間に合うのでしょうか。もしそうなら何に間に合うのでしょうか。