のんべんだらりといきましょう

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僕と彼女と彼女の生きる道

今回の見所は徹朗の父義朗と元妻可奈子でした。
義朗の上申書は泣けました。手紙の内容にではなくて、あの父親が息子のために筆を取り手紙を綴るということにグッときましたよ。そして徹朗が「これが父の愛情だったのだ」と気がつき、やっとお互いがお互いの生き方を認めることが出来たというわけですね。徹朗に肩を揉んでもらう父の表情がよかった。大杉漣小日向文世は本当にドラマを締めていると思う。
それにしても義朗・徹朗親子はそっくり。凛ちゃんへの接し方がわからないことや、それをゆら先生に相談しちゃうこと。ゆら先生のアドバイスを素直に行動してみる所など。
元妻可奈子は、本当にキツイ人だねー。徹朗や特に凛ちゃんの気持ちを考えようとはしないんだな。離婚までの経緯を考えるとそれも仕方ないことなのかもしれないが。
「凛の母親でいさせてください。他には何もいりませんから」と泣きながら訴える場面、母親の愛情の深さをを感じる所なんだろうけど、私は徹朗の弁護士が皮肉っぽく呟いた「実に感動的ですね」に同意でした。自分の人生を取り戻すために娘を捨てた人が、本当に「他には何もいらない」のだろうか?今は自分のやりたい事を実現し、余裕が出てきたからそんなことが言えるのであって、再び自分の思う通りに生きられなくなった時、同じ事をしないといえるのかなぁ。…可奈子が涙を武器に訴えるしたたかな女としか見られなかった私ってちょっと意地が悪すぎでしょうか。
凛ちゃんがスタンプシートをゆら先生に預けて「お父さんには内緒ね」という所は、彼女がやたら大人っぽく見えて驚いた。そうだよねー、子どもなりに沢山考えているってことの表れだよね。
坪井さんが無事にフラレて任務終了したわけですが、「今夜だけ一緒にいてもらえませんか?」と言われた時は思わず「いや、それはダメだろう!そんなことをしたら親権が…」とテレビに向かって話しかけてしまいました。自分、ドラマを必死に見すぎだよー。