のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

汚れた舌 #8

典子(松原智恵子)がお亡くなりに、そして千夏(飯島直子)半狂乱。

  • 千夏

母の死によって激しい勢いで一線を越えました。自分の一言が死に追いやったとすれば、分からなくもないが…一人ぼっち→「お嫁さんにして!」攻撃は千夏らしい。「結婚できない人のやさしい言葉は辛い」というのが全てを物語っていた。結婚できればいいのか?耕平(加藤浩次)が妻帯者でなかったら即決か?コンビニで母の元へ行く決心をした時の「背景暗くて笑顔がニヤリ」というのは面白かった。

  • 典子

「犯罪者!」の言葉に過剰に反応し(スゴイ演技だった…)、ショックで死亡。相手を刃物で切りつけておいて、その自覚がない所はさすが典子。まだまだ波乱を巻き起こしてくれるかと思いきや、去り際は実にあっさりとしたものだった。しかし、次回以降は回想シーンやあの世から千夏を罵るようなシーンでまだまだ千夏を苦しめてくれそうだ。

千夏の求婚をあっさりと拒否!しかも半笑いで。若さで勝る耕平に一度は殴られてしまったが、大人の余裕でまだまだ白川の方が格が上のようであります。今の千夏と結婚できないのは分かるとしても、何故この人結婚はしないのだろうか。

  • 耕平

男らしく千夏を支えた…ようにもとれるが、典子の遺骨の前で弱った千夏に迫る、単なる「思慮深くない男」にも見えた。杏梨暴走時も、特にフォローする事もなく放置中。

  • 弘子

今回、一番真っ当だったお人。千夏の家に着いてすぐに典子のためにご飯を炊きだすあたり、苦労してきたのが伺える。白川との対峙も落ち着いていて良かった。

  • 光哉

八方美人で、弱っている人を捨てて置けないキャラかと思いきや、杏梨からスパイとして契約金を貰うとニンマリ。この人も未だにつかめないなー。

  • 杏梨

今までは影でイジイジしているだけだったが、どうやら完全にネジが外れたらしく泣いたり怒ったり暴言を吐いたりと大活躍。数珠を落としてでもピアノを弾きます。


期待していたフルメンバーでの会食も思ったほどの毒々しさはなかったかな。このドラマ、本編よりも予告編の方が面白いと思ってしまう時がある。予告編で面白い映像を見せすぎだからだろうか?確かに次回への期待は高まるが、初見の衝撃度は下がってしまうよね。次回の「遺骨を抱えて鳥になる千夏」も、あの決定的瞬間を見てしまうとあれ以上の衝撃はないような気がしてしまう。あと、サブタイトルでネタバレしすぎ…今回の「母の葬式」って見る前に典子死ぬって分かってしまうのはどうなんだろう。