のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

汚れた舌 #2

初回よりもインパクトが薄かったかなぁ。今回はあまり話が進まなかったし…。驚愕の展開が連続で!というのを期待しすぎかな?それでもラスト5分で毎回「やっちゃったー!」な展開になっていそうだから、それは楽しみだけど。オープニングの「舌は〜」というのを、もう序盤からビシビシ見せてもらえると思ってたから、まだまだ「嘘・裏切り・ごまかし・言いがかり」などの舌戦が少なくてちょっと残念。
千夏(飯島直子)が母・典子(松原智恵子)に対して寛容すぎるのが不思議。配達ミスの時は怒り狂っていたけど、その後すぐに反省しているし。「殺せ!」と呪い続けている精神状態がまともでない典子を、「この女がいなければ…」と千夏が思ったりしないのだろうか?そういう描写が今のところないような気が。白川(藤竜也)が憐れみで父を自殺に追いやっと同じく、千夏の母に対する憐れみが母をより壊していくという前フリなのかなぁ。あと、典子はもう今すぐ病院に連れて行ったほうがいいよ!100円ショップでオモチャ買い漁るのだって「孫が欲しい」とかでなく、他人に「孫がいる幸せなご婦人」見られたいがための常軌を逸した行動に見えてしまった。
白川といえば、千夏父との盗作騒ぎの時に言った言葉が「そんなことありませんよ」だったようで、これって弘子(森口瑤子)が杏梨(牧瀬里穂)を怨む発端になったピアノ演奏と同じような台詞だよね。ここら辺も繋がってくるのかな。そして杏梨は、自分が可哀想になる状況には敏感だけど、他人を傷つける事には鈍感な女ということか。
耕平(加藤浩次)は、光哉(田中圭)に「男は簡単にあやまるもんじゃない」と言った舌の根の乾かぬうちに、千夏に90度の角度で侘びを入れていた。これが耕平の“舌”ってやつですか。
今のところ弘子の一人勝ち?今週は弘子のエマニエル夫人椅子がなかった…。あの椅子に座って「次はどんな手を使おうかしら」と目をギラギラさせる弘子が見たい。