のんべんだらりといきましょう

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女王の教室 #4

相互監視のチクリシステムが完成して6年3組はますます重苦しい雰囲気に。
友情崩壊は前回で決まるかと思ったら、あんなのはまだまだ序の口だったのか…。恵里花(梶原ひかり)は本当に酷い。見ていてかなり気分が悪くなったよ。ただ、同じくらいイライラしたのは弾かれてしまった本人の和美(志田未来)。何故、あそこで恵里花の尻拭いを引き受けたのか。ボイコットの件では一度騙されたのに、何故ヘラヘラと許してしまうのか。由介(松川尚瑠輝)の弱さが逃げてしまうことならば、和美の弱さは誰にでもいい顔しようとしてしまう事なのかな。和美は「みんな仲良く」を大切にするが、「仲良く」といっても揉め事が起こらないようにその場を繕うだけで、本質的なものとは程遠いような気がする。真矢(天海祐希)に立ち向かおうとするまっすぐな正義感を持っているのだから、これからどう変わっていくかが楽しみでもあるのだけど。
ひかる(福田麻由子)と由介ともギクシャクし、家では父母がケンカとどうにもならなくなった和美は逃げ出すが、その先にいたのが真矢だった。このときの真矢、言っていることは相変わらずだけど和美にとってはかすかな救いだったのではないだろうか。真矢の降伏勧告を受け入れることによって学校での様々な問題で悩まなくても済むようになる、拒否することによって落ち込んだ和美の気持ちが再び奮い立つ。どちらに転んでも、雨の中を一人彷徨うよりマシだと思うな。こんな風に考えるのは真矢を好意的に見すぎだろうか?
ただ、次回はクラス内でのイジメに発展してしまうようで…。先生VS生徒は割と平気だけど、生徒同士のイジメは本当に見ていてキツイ。予告だけでもかなりダメージを受けた。真矢がこの問題をどう裁くかが気になる。「いじめられる生徒にも問題がある」という展開にだけは勘弁して欲しい。ただ、誤解が解けていない現段階での和美は「泥棒」だもんなー。「生徒が生徒を裁くなんて100年早い、恥を知れ」くらいの超極論を言ってもらったほうがスッキリする。真矢の言う事はいつも「正論」であるはずだから、きっと納得させてくれると思うのだけれど。