のんべんだらりといきましょう

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あいのうた #8

今回も泣きのポイントでは見事に涙目でした!飯塚(小日向文世)がお見合いを断るところや、親子三人のキャッチボールなどは絶えずウルウルしながら見てた。特にキャッチボールはきたなぁ…。逆光ではっきりとは見えないのだけれど、唇をかみしめ泣きながらボールを投げる優二を見ていると思わず貰い泣き。
あい(菅野美穂)が、愛されたがりで性格の悪い女の子から、人を心から愛せる強い女の人へ成長した事によって、ドラマの流れがまた変わってきましたね。あいの心の変化を見ているのが面白かったので、あいがすっかり成長して優二(玉置浩二)の病気がメインになりつつあると、ちょっと盛り上がりに欠けるかなーと。
今回の最大の見せ場であろう、あいの「私と結婚してください」の場面は正直ピンと来なかった。先週の予告でこのセリフを聞いた時から「どうかなぁ?」と心配だったのだけど、やはり心に響きませんでした。「我慢しなくてもいいんだよ」と母親のように優二を抱きしめるあいと、「死にたくないよ」と子供のように泣きじゃくる優二の関係を受け付けなかったのかもしれない。7話のラスト「子供のように泣くあいを抱きしめる優二」と正反対で、あえてこういうつくりにしているのだろうけど、あいと優二の年の差(というより優二の年齢)を考えると、あそこまで子供のようになられるとちょっと引くというか…。あい=母親、優二=子供の構図はキツイなぁと思って。スイマセン、包容力のない心の狭い人間で。今回のキャッチボールや自分の部屋で一人涙するような、我慢しきれずに弱さが出てしまう部分は全く問題ないし、むしろ切なくてグッとくるのだけどね。
次回、子供たちが事実を知ってしまうエピソードは、泣いてしまいそうな予感…。