のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

白夜行 #6

面白かった。雪穂(綾瀬はるか)の出番が少ないとストレスがなくていいかも〜。もちろん、このストレスは『白夜行』においてはなくてはならないものなんだけどさ。
古賀(田中幸太朗)も松浦(渡部篤郎)も死亡フラグ立ってないか?と思ったら、本当にそのままお別れすることになってしまった。特に、松浦が刺される場面は亮司(山田孝之)の母・弥生子(麻生祐未)の熱演も手伝って、かなり胸にくるものがあった。最後まで「パチモン」で終わってしまった松浦。捨てられたくなくてしがみついていたのは松浦の方だったのか。「いない方がよかった」と亮司にまで言われてしまった松浦には少々同情してしまった。こういう屈折した役はお手の物の渡部篤郎だけど、今回も満足です!「俺、何にも悪くないよね〜」と言いながら馬乗りになって刺し続ける姿にはゾッとした。振り返った篤郎の顔にはべったりと血のりが…!かと思ったけど、その演出はなしか。
古賀のピンチを知らせるために転がる七味って!いや、確かに古賀といえば、七味だったのかもしれないけど、最後の七味ぶっ掛けラーメンといい、どうも笑えてしまうのですが…。しかも、七味で真っ赤なカップめんを抱きしめるのが笹垣(武田鉄矢)。画面が濃厚です。古賀の件でエキサイトする笹垣、もうなりふり構っていられない状態か。
友彦(小出恵介)がいい奴すぎて泣ける。こんなにいい友達が亮司の側にいたのにな〜。亮司を明るい世界へ引き止める唯一の存在のような気がする。
松浦の死体は未だ発見されていないようだけど、それはどこに…?