のんべんだらりといきましょう

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弁護士のくず #5

九頭(豊川悦司)の隠し子騒動。九頭の人間的魅力がますます光っていた。美月(村崎真綾彩)に現実の厳しさを突きつけつつもやりすぎたと後悔したり、葉月(和久井映見←写真だけのゲスト)のことを富田(川崎麻世)に詰め寄ったり、墓前で涙する姿に、ドラマ開始直後に見せた、「頭は切れるがろくでなし」なだけでない懐の大きさが感じられた。葉月が生前話していた九頭像は間違っていなかった。人情家なんだねぇ。九頭の語る厳しい言葉って、結構心に突き刺さるよ。最後にあの九頭、おじ夫婦に頭を下げていたのにも、彼の親としても覚悟のようなものを感じました。
武田(伊藤英明)が担当したのも子供の認知に関する問題だったが、九頭の話に絡めて美味く見せていたと思う。九頭の個人的な話として終わらせず弁護士の仕事としても答えを出していたのが良かったな。あと、美月のおじさん(小市慢太郎)がきれいな上履きを出したところで、不覚にも泣けてきてしまった。「悪い人じゃない」というのは良く分かるんだよー。でも、現実には力及ばないこともあるんだろう。
「F1オナゴグランプリ」開催中のレースクィーンキャバクラがものすごく楽しそうだった。レーンの上をポッキーを乗せて走るラジコンが面白い。流しそうめんか回転寿司か?という感じで、自分も遊んでみたくなりました。