- 作者: いくえみ綾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/11/24
- メディア: コミック
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以下、ネタバレもあります。
- ACT5一恵編
一恵がハッピーエンドでまとまって後味は爽やか〜なはずなのに、カンナのことを思うとそれだけで済まないよね。一恵なり亜衣なり、それぞれのメインはいるんだけど、大きく見るとカンナの物語に見えてきた。ACT2では、本当につかみどころがなくて全く魅力を感じなかったカンナ、話が進むにつれてACT2で見えなかったことがいろいろ見えてきた。おそらくそういう流れになるように作者が狙って作っているんだと思うけど、今はカンナの幸せを願わずにはいられない。じゃあ、誰がカンナを救うのか?ってのが最大の気がかりなのです。もしかして梶間?ACT1で「婚約者」がいるらしいことが分かっているけど、それがカンナだったりして…なんて思ったり。でも、そうなると瑞希と別れなくてはならないし!ええーそれも辛い。…いくらなんでもそこまで単純じゃないか。でも、ラストで梶間&カンナになったら、「はじめに(ACT1)に戻る」みたいになって、綺麗な円のような繋がりになる…ような気がする。