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潔く柔く 8 いくえみ綾

潔く柔く 8 (マーガレットコミックス)

潔く柔く 8 (マーガレットコミックス)

音々編完結。
以下、ネタバレもあります。

  • ACT8音々編

ACT6の禄編もなんかスッキリしなかったけど、今回の音々編もちょっとダメだった。禄が関わっていると、なんでこうも相性が悪いんだろう。禄は、確かに高校生の時より遥にしっかりしていてカッコよくなったと思うけど、彼はどうしたいのか、どうなりたいのかが掴めなくて、軽くイラッとしてしまう。愛実と禄の関わりも同じく。愛実に子供がいるということは、妹や家族の悩みを昇華して未来に向かって進んでいるという事だと思うんだけど、じゃあ禄は?となると、結局根本は変わらずってことだよね。愛実や梶間の存在と時間があっても、解決できなかったって事なのかなー。就職先が出版社とあったので、社会人になった禄の話もありそうだ。そこで「絶対のひとり」と出会うの?それってさーカンナなのかなぁ。
音々ちゃんはどうにも苦手だった…。梶間が「薄ら寒い」とか八つ当たり気味の毒を吐いていたけど、全くもってその通りの印象で、頑張っているヒロインのはずなのに全く応援できなかったという残念な結果になった。あと「死ニマス」発言とかね。可愛くも見えないし、冗談としても全く面白くないんだよ、音々ちゃん。禄の地雷とか関係なくドン引きです。梶間からも嫌味三昧だったし、友達の教ちゃんも「時々腹が立つ」と言われていたから、そういうダメなところもある子として描かれていたのは分かるんだけどね…。
梶間と瑞希がこのままずっと上手くいきますようにー。