- 作者: アンソロジー
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/08
- メディア: コミック
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「魍魎の匣」の作画は志水アキ。表紙を飾る京極堂があまりにも耽美なお姿なので、絵柄についていけるか心配したけれど、今回登場したキャラクターは見事にイメージ通りでちょっとした感動があった!!(京極堂はまだ登場せず) 木場の旦那の四角くてごつい感じや関口の憂鬱な雰囲気もしっかりでていたから、これからがすっごく楽しみ。美波絹子や敦子ちゃんは美しく、でも頼子の母や病院の看護師は、驚くほどにグロテスクに描かれているから、綺麗なだけじゃない漫画が読めそうです。とくに頼子母はスゴイ。頼子フィルターがかかっているのかもしれないけれど、ここまで醜悪に描かれるとは思わなかったよ。
他の作品は、室井大資の「犬神人」が面白かった!絵も話の展開も好みだったので、次号が楽しみです。あと、シロさんの4コマ漫画が妙にツボだった。猫又のシロさん、なんて愛くるしいんだー。他には楠桂、大橋薫姉妹の作品なども。懐かしい!楠桂さんの「古祭」が好きだったな〜。