のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ハチミツとクローバー

ピュアな心を失ってしまった、汚れた年寄りには眩しすぎる作品だったよ!あまりにもキラキラしすぎて、前半は完全に作品世界についていけなかった…。


時間の制約のせいか山田→真山の苦しい思いもそれほど伝わってこなかったかなー。「もう俺を追っかけるのやめろ」と真山に言われた後の山田が特に描かれないまま、いつもどおりにみんなで森田の個展を見に行ったりしているから、言うほど好きじゃないんじゃ…という印象を持ってしまった。そんな中で、はぐちゃんのために何もできない自分に苦しむ竹本に一番親近感が湧いたよ。結局はぐちゃんを救ったのは森田であり、二人が手を繋いで走っているとき、ひとり自転車を漕ぎ続けるしかなかったんだから。切ないよ。
蒼井優ちゃんは、見事なまでにはぐちゃんの愛らしさを再現していて、最後の笑顔なんて最高だったよー!可愛い!なんて可愛いんだー!!あと、加瀬亮のステキなメガネ姿ね。加瀬さん演じる真山がストーカーとして格段にパワーアップしていた驚いた。コレクションを壁一面に貼るとか、加瀬亮じゃなきゃ許されないと思うんだ。