- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2008/03/21
- メディア: DVD
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以下ネタバレもあります。
トヨエツさんの熱演もあって、かなり引き込まれたよ。土壇場で始まった息子誘拐事件も、何で巻島の携帯番号知ってんの…?の疑問が答えに繋がっていたりしてなるほどなーと感心した。ラストは巻島死亡になるかと思ったので、逆に生きていた事に驚いたり。いや、そもそも今にも死にそうだった奥さんが生きていた事にもまず驚いたんだけどね。あと、いちいち偉そうなお坊ちゃま役の小澤征悦、最初は何となくビミョーと思っていたんだが、ニセ手紙の送り主に気がついたときのニヤニヤと表情が変わっていく様がとても秀逸だった!!!あの表情の変化はゾッとしたよ。
最後の最後で、巻島がカッと目を見開いたところで終わったんだけど、あの意味が良く分からなかった…。6年前の誘拐事件を夢に見てうなされていた場面と似ていたから、6年前の誘拐事件と連続幼児殺人事件が解決した後であってもうなされて夢を見るという事を描いていたのかなぁ。それとも何かに気がついた?って何に気がついたんだろうか。
映画化された上、さらにCMありのTV放送と言う事でかなりいろんな事がカットされているんだろうけど、もう少し巻島と現場の刑事のやり取りもじっくり見たかったかも。不信感しかなかった関係が最後の大ローラー作戦に向けて一丸になっていく盛り上がりがあれば良かったな。