のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ケータイ捜査官7 #45

ついに最終回。上手くまとまらないので箇条書きで。

  • 人類存続の危機を救えるかどうかが、高校生のケイタと小さなケータイのセブンにかかっているってどんだけ辛すぎる状況なんだ。人間って無力…。
  • エライザ一瞬にして乗っ取られすぎ!アンダーアンカーの皆さん、もう少し頑張って下さい…。
  • サードの最期が泣けて泣けて仕方なかったよ。以前のゼロワンによる強襲事件(セカンド、ファイブ大破)の時に狂ったようにウイルスに怯えていたのに、社会を人間を守るためにウィルスを感染させようだなんて!!自分で考えて自分で決めたサード、かつて滝本さんが桐原さんに言った「考えろ」、桐原を通じてサードにも変化を与えていたのか。自分を犠牲にしてまで何とかしようとしてくれたんだから、「申し訳ありません…」なんて手を合わせなくてもいいんだよー!セブンやゼロワンと違って、サードの場合、桐原さんがアンダーアンカーを離れて以来再会できていないんだから切なすぎる。あの時が今生の別れだったとは。せめて魂のある時にもう一度サードと対面させてあげたかった。最後の会話が銀河鉄道の中だなんて、もうそれだけで号泣なんですけど。やたらと古風な列車にケーブルで繋がった黒電話。最先端デジタル機器が、黒電話で伝えようとしてくるってのがとても風情がありました。あー、サードは本当にステキなフォンブレイバーだった!!
  • 間明の最期は…とりあえず彼の思う通りにいかなくてざまぁみろ!!!という気持ちでいっぱいです。でも、あの時ケイタは何で間明を殴らなかったんだろう。以前アカツキフルボッコにした桐原のようになってもおかしくないのに、(視聴者的には)むしろして欲しいのに!かつて桐原を必死で止めたように、「考えろ」が彼を止めたのかなぁ。間明は本当にむかつくけれど、ラストの発狂ぶりを含め中の人はすばらしい敵役でありました。
  • フォンブレイバーとはいえ、失われた魂(命)が決して元に戻らないのは徹底しているなぁと思った。ラムダチップを奪われたゼロワンの魂はジーンの中で生きているんじゃないか、助けに来てくれるんじゃないか、なんて考えていたんだけど全くそんなそぶりもなかったし。セブンだってサードだってデータのバックアップを取っておけば、新しい機体に魂を入れる事が出来るんじゃないかとか、あんなに辛い別れにしなくてもいいんじゃないかと思わなくないけれど、そういう中途半端なことはしないんだね。「死んでも生き返る」事がないのは、ロボットであるセブンたちでも滝本さんも同じってことか。
  • 背後で間明に協力していた「先生」や秘書にも何らかの罰を与えて欲しかった。大事になったから、手に負えなくなったから、「はい、さようなら」なんて納得いかないよ!ケイタ、アンダーアンカーが失ったものを考えたら、彼らだけ無傷なんて許しがたい…。
  • 最適化するために映像と音声で脳を停止状態にする映像が本気で怖かった。ホラー苦手なものだから、あの映像+スッと電池が切れたかのように倒れていく人たち様子が恐ろしくてたまらなかったよー。
  • 抜け殻になったフォンブレイバーをバディたちが掲げあったところもグッときたけど、アンダーアンカーの扉を閉めて深々と頭を下げるケイタを見てさらに涙。フォンブレイバー、ブーストフォンは全て破壊されてしまったんだな…と改めて悲しくなった。(小説読んでないのでロクの行方は分かりませんが)
  • ケイタ役の窪田くんは、全身全霊でケイタを演じきっていて見事でした。彼自身の成長とケイタの成長がダブって見えるくらいだった。変に大ブレイクすることなんてなくてもいいから、しっかりとした演技のできる良い役者さんになってほしいと思います。
  • 心残りは、録画を失敗して「セブンの子守唄」「遠い夏の空と」「URL」の3話を見逃している事だーーー!
  • 島谷さんの「WAKE YOU UP」がすごく好きだった。曲がいいなーとずっと思っていたんだけど、ラス前に流れた2番の歌詞を聴いて本当にこのドラマにピッタリだったと思ったよ。あとエンディングは2期目の曲が好きでした。
  • 現在出ているファンブックも欲しいが、放送終了にあわせて終盤の展開も含めた完全版みたいなのって今後出る予定はないのかなー。万が一そういう本が出れば是非欲しい!
  • 「つぶやきセブン」の最終話もやっぱり泣けるよ!!!!