キヨたんママの心が広すぎて追いつけないよ。何度も「許したわけじゃない」と言っていたけど、自分の息子を殺した少年に向かって「ありがとう」なんて言葉が出てくるものなんだろうか。まぁ最後に「結婚して子供が産まれたら、あなたのした事の意味が分かるでしょう」と強力な呪いの言葉を述べてはいたけど。
どうしても加害者一家を受け入れる事ができないキヨたんパパの気持ちが一番理解できる。「帰ってくる子供を待つ親と、二度と帰ってこない子供を待つ親は違う」「もっと相手が酷いヤツなら気持ちをぶつける事ができた」ってのは、これまでの中で最も共感できた。そうなんだよ！そういう気持ちを持ってもおかしくないんだよ！…と思う。富田さんの言う事は本当に尤もで、反論する余地なんてないんだけど、被害者家族はそれを言われたらもう我慢するしかない。じゃあ、被害者のやり場のない気持ちはどうすればいいんですか？と聞きたくもなる。
今回の手紙で「いい最終回でした」なまとめになりそうなものだったけど、あと1話あったんだよね。次回はまるまる1話使って何を描くのだろうか。ラストに自立支援施設から帰ってきた青年智也が登場したりするのかなぁ。だとしたら誰が演じるか楽しみだなぁ。
