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小公女セイラ #7&8

11月28日放送第7話と12月5日放送第8話の感想です。
7話
千恵子院長物語の方が切なくて感情移入しやすいですね。当時の院長(ルリ子様)にブローチを貰い、クラスメイトも千恵子さんを認めてくれる展開はしんみりしたよー。ブローチが消えても犯人探しに走らず、えみ子先生を見つめる眼差しも柔らかくて良かったな。
肝心のセイラ物語は、冒頭でお腹を空かせた子供たちの傍若無人な振る舞いに唖然。なんと都合よく可哀想な子供たちが現れたもんだー童話の世界みたいだなぁ(←原作は童話です)なんて思っていたら、その子供らの描き方に毒があって笑ってしまった。最後の一つをセイラに返す健気な仕草を見せていたが、容赦なく喰ってる段階で全然健気じゃないから!そしてそれを見ていた要さん。今回の出番はあれだけかー!!田辺さんといい、要さんといい、このドラマは勿体ぶるのがとても上手い…。もっと見せてくれーと思ってしまうじゃないですか。


8話
ひろことセイラが直接対決なのものだから、久しぶりにハラハラしたよ。セイラの独善がまたひろこを傷つけるのかーとひろこを心配する私です。でも、ひろこが活躍するとドラマが盛り上がりますよね!
父親に来るなと言いつつも、帰り際に心配してみたりしてひろこもいい子なんだよねぇ。それにしても、最初はウジウジキャラなだけだったまさみちゃんが、セイラに苦言を呈すまでになるとは…いつの間にか成長して!セイラは、何かある度に「申し訳ありません」をまず連発するけれど、本当に悪いとか自分が何をしたかとか分かってるのかなーと時々思う。自分の考えは曲げないけど、とりあえずそう言っとけ的なニュアンスを感じてしまうんですが。これもまた人を不愉快にさせる一因なんだろうか。さすがに院長みたいに「悪魔だわ…!」とまでは思いませんが。
ラスト、みすぼらしい屋根裏部屋がプリンセスルームに変身していましたが、あれってダルメシアンを散歩させていたお坊ちゃまの仕業なんだよね。留守中の屋根裏に侵入して偵察し、セイラが眠った頃に再び物音ひとつ立てずに部屋の模様替えをしてしまうって、立派なストーカーだと思うんですが。夢みたい!とか言ってないで、まずは通報した方がいいと思う!!