のんべんだらりといきましょう

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外事警察 #5&6

12月12日放送第5話と12月19日放送第6話(最終話)の感想です。
5話
疲れたー。思わず息を殺して見入ってしまうので1話終わるとどっと疲れる。中盤からの住本の追いつめられっぷりが尋常じゃなくて、本当にキツかった。ニケの奥さんとの対面から、ネクタイで自分の首を絞め、父親に叱責される場面はさすがにもう勘弁してあげて…と思ってしまった。
愛子が松沢に向かって「私にあなたは必要ない。あなたに私も必要ない」と言われた時は、「ああ、だからか」とそれまでつかえていた者がスッと消えた感じになった。松沢と愛子の協力者関係がどうしてもしっくりこなくて、見ててもなーんかかみ合ってない、気持ち悪い感じだったのだが、何でそういう風に感じちゃうんだろうなーと思っていたのがこの一言で解消された。「救ってくれたから助けたい」という愛子の言葉は、きっとニケと住本の間にあった信頼感とダブるんだろうね。
しかし、松沢は自分が答えを出せない、出したくないからといって、同僚に住本の居場所をあっさり教えてしまうのはいいのだろうか。松沢自信も逃げてるし、協力者を使っている以上、自分の問題でもあるとは考えなかったのかな。


6話
2話連続は消耗するわ。でも、見ずにはいられなかったよ!そして最後の最後まで楽しませてくれました。ずっと、松沢と一緒に爆発に巻き込まれるのは愛子だとばかり思ってて(それは実に見事に騙されていたわけだけど)、さすがに愛子死亡だったらダーク過ぎる…と心配していたんで彼女が無事でよかったよ。そして、あっちでもこっちでも騙しあいばかりで、軽く混乱してしまった私はフィッシュ=住本なんじゃないの!?と妄想したくらいでした。それよりあの松沢の証言(住本が爆破した)は本当なの?「嘘かホントかは問題じゃない、信じるか信じないかだ」と住本が言っていたことが頭にこびりついていたので、事実を見ているのは松沢1人であることを利用して住本が爆破した事実を作り出したのか?と思ってしまった。いやでもさすがにこれは本当か。住本が走って逃げた後に手榴弾が転がってたものね。
愛子が闇から抜けられた後に、住本ファミリーも再会。あーそうか家族が戻ってくれたのかーと安心したところで、奥さんの最後の微妙な表情。あ、あれ…?と不穏な気持ちになったわけですが、その理由も分かりました!あの再会の瞬間からすでに住本は再び演技を始めていたのか…と思ったらゾッとした。そして、「でも金輪際見れないと思うと寂しいよ」と言っていた理事官も全て知った上でのニヤリだったのか。怖えー!ブラックな世界は怖えーよ!
ラストに刺したのは誰ー!?ニケの妻に刺されるんじゃないかと心配はしたが、あのシルエットは女じゃないし、クレメンテを始末したあの男?しつこかった刑事?追尾していた男の妨害?死んだ事にするための自作自演?しかも笑ってるし!最後の一瞬まで気が抜けなかった。あー面白かった。