のんべんだらりといきましょう

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医龍3 #3

患者の不安を取り除き、龍太郎先生の奇蹟の手術を見てスッキリ!な気分と、やはりモヤモヤする気分の同居するお話でした。焦りによる加藤ちゃんの強引な采配は今回で終わりかもしれないけれど、患者を巻き込んだ権力闘争にやはりイラッとさせられる。チームドラゴンと黒木先生を対決させたいなら、純粋に技術のみで戦って欲しいよ。患者の取り合いとか騙すようにして同意書にサインとかはさすがに引いてしまいます。
心臓外科世界のトップ5が顔を揃えるライブデモンストレーションに、循環器内科のカテーテル治療を見せてもそれほど評価されないんじゃないか(自分の専門にプライドをお持ちでしょうし)と思ったんですが、「世界初」の冠がつくほどの手術なら問題ないのか。心臓外科手術に目玉となるような患者がいないから、それならばカテーテルの方が効果的って事なのかな。
野口先生はバランスボール、ふくれっつらと可愛さアピールに余念がなかったけど、さすがに繋ぎのバラク漫談はウザかった。さすが野口先生。良く観客たちは退席せずに我慢できたなー。あと、木原先生のイメトレは笑った。「裸になった方がいいのかな」って何が大事か分かってますね。そして、アメリカ帰りの女は看護師でした。何故今更新キャラ…?ミキでいいじゃないのさ。前回、龍太郎先生らを雇うのにお金がかかるというような話が出ていたが、それがそのままドラマの現状で、役者を揃えるのに予算不足だったんじゃないか?とか下衆な勘繰りをしてしまうよ。
パート1パート2に比べて見終わったあとの爽快感が薄いように感じます。私が『医龍』で見たいのは、「さすが俺たちの龍太郎先生!」ってのと、野口先生&アロワナ(今回出番がなかったよ!)の怪演だからなー。あまりモヤモヤしすぎると面白さが半減してしまいそうだ。