- 作者: 室井大資
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/01/15
- メディア: コミック
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1巻ラストで傍観者から当事者になってしまった穂村、それだけでなく立ち位置まで反転してクドーらと行動を共にする展開が面白かった。ヤクザ側からお客さんとして見ていた風景と、傭兵側から関係者として見える風景は違うよなー。闇に足を踏み入れた後も、穂村が主体的に行動する事は少なかったが、言葉数も少なくなり目の前の現実に圧倒されながらも、自分はどうするべきかどうしたいのかが少しずつ形になってきているのは伝わってきた。クドーたちを描くことによって、カオさんの出番が少なくなってしまったのが寂しいが、ラストの交差点で「進め」と指を指したのはグッときた。全ての始まりの場所で最後のケジメをつけるというのも、王道だけどとてもキレイだったな。
相変わらずカバーデザインもカッコイイ!