のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

おひさま

  • フラグ立てまくり、現代編でのネタバレありで分かっちゃいたけど、春樹兄さんの戦死は重かった…。真知子が震える声で「このたびは…」と言い出したところで、春樹と真知子の物語はホントに終わってしまったんだと泣けてきた。この二人も長い時間をかけて少しずつ描かれてきたからこの幕切れは切ない。あまりにもこの二人が好きだったものだから、「中の人どうしが上手くいってくれてもいいよ!それで我慢するよ!!」とわけのわからないことを思うほどだった。
  • オクトパス→しげ兄さんの号泣コンボは反則です。オクトパスが必死に陽子をかばう様子にまず涙。白紙事件、卒業式、偶然の再会と少しずつ時間を重ねてきて、蕎麦屋での会話が教師と教え子でありながら、それ以上の関わりを作ってくれた上でのあの展開だったからグッと来た。時間の流れや積み重ねが分かるエピソードって思い入れも深くなって泣けるね。オクトパス良いキャラだ。
  • そしてしげ兄さんの帰還。何が泣けたって、春樹兄さんととしげ兄さんの最後の会話。あの時の二人それぞれの表情が秀逸だった。不安そうに本音を打ち明ける兄と、それを受け止められず、軍人としての自分を優先してしまった弟。セリフだけでなく表情からもビシビシ伝わってきて、その事を深く後悔する茂樹の姿がさらに重く感じられた。
  • タケオお帰り!!!しかしいきなり傷心のタケオ哀れ!陽子も元に帰るんだと必死で生き残った結果がこれか…。って、視聴者は最初からダメだって分かってるから「うん、仕方ないよね…」で終わるが、本人にとっては晴天の霹靂、戦争よりもショックだったに違いない。タケオはどうやって復活するのか気になるわ。この後ずーーーっと陽子に操を立てて、下僕として仕えていくのだろうか。(現代編を見てるとそうとしか思えないのだが)