のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

QP #11&12

11話
緊張したーーー!トムジェリーがもうアウト寸前だって分かってるから余計にハラハラしたし、「トムー!後ろ後ろ!」状態で手に汗握ったよ。情報屋との絡みもあって我妻の逃走後の様子は見えたけど、あまりにもトムジェリーの描写が丁寧すぎて完全に彼らの物語になってる気が。
情報屋エイジの出番が多かった…!(いつもに比べて)セリフもたくさんあったし!(いつもに比べて)無邪気で狡猾、頭もちょっとおかしいよ〜なキャラで生き生きしてた。目つきから危なさが、口元から可愛さが伝わってくるから見てて面白いです。
映像がホントにかっこいいな!通行人が逃げるのを挟んで向かい合う我妻とトムジェリーや、月と我妻とか、役者もスマートなものだからスタイリッシュ映像がすごくはまる。PV見てるような気分にもなるよ。
予告でヒコ兄さんや元を久しぶりに見た(そしてすっかり忘れてた)けど、二人の人情チンピラ物語が遠い昔のようだ。あと1話でトムジェリー戦、横溝との対立、古岩との関係、元のエピローグなど全部入るのだろうか…。


12話
おおぅ…トムジェリー…。分かっていたが残念だわ。銃が得意そうなジェリーがあえて日本刀の肉弾戦に持ち込んだのが不思議だったけど、殺陣としての美しさを排し、まるで殴り合いのようだった生々しい日本刀での斬りあいは迫力あった。刀が本当に切れそうに見えたよ。ジェリーとの対決もそうだし、シマブクロを返り討ちにした時の動きといい、斉藤さんの体のキレはすごいですね。
シマブクロを動かしていたのは横溝の若手&探偵だったと言う事かな。全部潰したと思って最後に喜多嶋を始末しようと部屋に乗り込んだんだよね。あの時の椎名さんの表情すげーカッコよかった!!
元が無事に兄ちゃんの所へ帰って安心しました。ヒコ兄さんの墓も立ててたけど、本名もなく戒名もない愉快な墓になっててちょっと笑ってしまった。ヒコ兄さんらしくていいんじゃないでしょうか!きっとそこはきれいな星の見える場所なんだろうね。
はっ!そういえば、情報屋はどうなったんだ。我妻に命の手帳を渡したままなんだよね。最後に彼の顛末も出るかと思ってたけど、特に触れられ残念。我妻の大金せしめてニヤニヤしてるのかなー。
前半は元とヒコ兄さん、後半はトムジェリーに目が行ってしまい、終始我妻の存在感が薄かったような気もしますが、斉藤さんのビジュアルが非常に映える場面も多くて映像は見事でした。