のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

カーネーション

  • 糸子のパーマネント可愛いなぁ!サザエさんだけど可愛いなぁ!!
  • 勝さんの最後のエピソードかな。浮気相手のとの温泉写真はうっかりズボンに隠したまま忘れていったと言うのに、家族写真は肌身離さずボロボロになるまでずっと持ち続けていたって事で、糸子の中でも決着がついたみたいですね。それにしても何で浮気してたんだろうね。実在の人物をモデルにしてるから、実際にそういう事があったのかもしれないけど、全体的に勝さんの描写は薄かったから、他の濃すぎる人物達に比べてよく分からないままだった部分も多かったな。
  • え?静子ちゃんに恋人いたの!?え?え?戦地に行ってたの!?えええ〜〜〜!30歳だったのーーーーー!?!?!?という衝撃の展開。恋人との抱擁で感動の場面のはずなのに、「30歳」の衝撃で目が泳いでしまった。ま、待って30って…。おっちゃんらが腰抜かしてるのに笑ったけど、実は私も同じ気持ちだったよ!あれだけじっくり描かれた戦時中編なのに、静子ちゃんの恋人話は完全スルーだったねぇ。とはいえ、花嫁衣裳を纏った静子ちゃんは綺麗だった。みんなに祝福されて、笑顔と涙で家を出る姿にジーンときた。
  • そしておばあちゃんの弱った様子とついにお迎えが来てしまった事にしょんぼり。戦争を耐え抜きさあもう一度…という所だったのにね。でも、静子の結婚とおばあちゃんの死を同じ回に描くことによって、幸せな事ばかりでなく辛い事ばかりでもない、そういうのが普通の日常生活なんだなと伝わってきました。
  • 新キャラ周防さんが素敵でビックリした!今まで性質の悪そうな人の役で見かける事が多かったので、この清潔で誠実そうな穏やかな職人さんの姿には驚かされたよー。そしてそれに違和感がない。いい役者さんだなぁ。オノマチさんと綾野さんはかつて虐待夫婦演じてたのに、それを思い出させないくらい二人とも間逆のタイプをきっちり演じてて、そのことにちょっと感動する。
  • 糸子のときめきフラグが立ちまくってるな。分かる!分かるけど!!でも周防さんって妻子持ちなんだよね…。この恋は成就しないのかな。どうなるのかな。というかこれが糸子の初恋か。子供3人いて、大黒柱で、店もきっちり繁盛させる女傑(組合長談)なのに、乙女のような初恋なのか。それもすごいなぁ。
  • 死んだ勝さんの仕事部屋に周防さんがいるのはちょっと切なかった。別に勝さんに思い入れがあったわけじゃないが、こうやって時間は流れていくのかなとか、亡くなった人の存在は消えてしまうのかなとか考えてしまった。
  • 奈津の変わりように胸が痛い。それでも面食いなところは変わってない、そういう男に引っかかってしまうのには笑えたけど。結局あの時拾われた男と一緒にいるんだね。しかも、会話を聞くに奈津が養ってやってるのか。本当に男運ないよねぇ。かつて糸子に借金を申し込んだ時の事、夜逃げ、空襲を見つめていた瞳、その続きが今の状態なのかと思うと画面に映らなかった裏での泥をすする生活が想像されて辛い。
  • おばちゃんに頭をなでられながら号泣する奈津にもらい泣き。糸子との決別以来臥せったままだったおばちゃんを立ち上がらせたのは弱った奈津だったし、奈津を救えたのもおばちゃんのやさしい手だった。もちろん、糸子が頼みに行った事が大きなきっかけではあるけれど、それでもおばちゃんと奈津のこの関係は、泰造兄ちゃんも健在で奈津の店もあって空襲もなくて…というような昔から育まれていたと思うと、このドラマでは時間はずっと繋がっているんだなぁと感じられました。