のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

カーネーション

先週放送分の感想です。

  • 27日(月) ジョニーって誰よ?と思ったら、ここにきて浅利くん来たーーーーー!!!ジョニーて!シークレットブーツのジョニーて!!ナイスキャスティング!サイケの女王直子といい、面白い時代だなぁ。聡子が垢抜けて大人っぽくなってる。それにしても聡子の着ている服っていつも可愛いよね。
  • 28日(火) 亡くなったのは周防さんの奥さんだったのか…。北村がその事をはっきり伝えられなかったのは、自分がかつてしでかした事へのバツの悪さや、糸子への申し訳なさ、あとやはり周防への嫉妬など複雑な気持ちが渦巻いていたからかな。
  • 安岡のおばちゃん入院。糸子が1日おきに出かけてって弁当差し入れするってのが分かりすぎて泣けた。糸子の「おばちゃんに話を聞いてもらいたくてー」って言いながらお見舞いに出かける優しさが好きだ。糸子の中にそういう気持ちがあるのも確かだろうけど、そう言ってもらったらおばちゃんも嬉しいよね。戦争話は今でも重い。あの年になって「あの子がやってたんだ」というのを認識させられるって辛いよ…。でも、そこをしっかり認めて受け入れられるおばちゃんすげえ。勘助が出征するために最後に見せた笑顔を思い出して泣きそうだった。
  • 29日(水) 安岡のおばちゃんがーーー!!皆に会えるから死は怖くないっておばちゃんとおばあちゃんだけが納得してて、確かに長い人生を歩いてきた人が最後にたどり着く境地はそこなんだろうね。息を引き取ったおばちゃんの顔に日が当たって、泰造兄ちゃんと勘助の遺影が映った時、勘助や泰造兄ちゃんらが迎えてくれて、楽しくやってるんじゃないかなーと感じました。悲しい別れではあるけれど、おばちゃんの長年の願いでもあったであろう、会いたい人に会えて良かったねとも思えたよ。無事に見送ってホッとした八重子さんの気持ちも分かる。多分、家で穏やかに最期を過ごせておばちゃんも満足してると思うよ。お疲れ様でした。
  • 3月1日(木) 北村が糸子に「おまえのために買うてきたんやー!」とやっと言い出したときはガッツポーズをしそうになった。ついに!何年(何十年)かかってんだよ!!!!って思ったのに、結局仕事のパートナー話に流れてるし。いやでも、仕事のパートナーでもあるけれど、それは一生のパートナーでもあるって糸子もさすがに気づいてるよね…よね?長崎の話を出したりして、北村もずっと周防さんのことは頭にあったんだねぇ。かつて、糸子と周防さんが付き合っていた頃は一切登場しなかったけど、その時の描かれなかった心中を想像して勝手に切なくなってる。
  • 2日(金) 涙涙。聡子の出発で顔をくしゃくしゃにしながら別れを惜しむおばあちゃんの顔見てたら泣けてきた。オノマチも麻生さんも、本来の年齢より相当上を演じているんだけど、本当に中身がおばちゃん、おばあちゃんになってて見事。久しぶり登場した下駄屋のおっちゃんがすんごいヨボヨボになってたびっくりした。あー時間が流れてるんだねぇ。
  • 八重子さんらと飲んでる場面。糸子が珍しく停滞してて、これが年を取ったということなのかなと思ってたら、八重子さんに綺麗なカウンターパンチを喰らった。糸子なら、東京に行こうが、岸和田に残ろうがそんな思考停止状態でいたりしないよね。八重子さんの言葉が突き刺さった。ミシンの根岸先生の言葉〜八重子さんの制服は、これまでの積み重ねがあってこそ。糸子の人生を見てきた視聴者だからこそ効果が絶大。八重子さんが荷物を持ってた段階で中身はうすうす分かったけれど、それでもこの荷物が開かれたときはぐわーーーと胸が熱くなるものがあった。八重子さんの演技も素晴らしかった。かつて糸子との和解の時の熱演にも泣かされたけど上手いなぁ。
  • 3日(土) オープニングで流れるキャストを見ただけで全員集合が分かってテンション上がった!!そして始まったら途端に泣けた。あんなに賑わってて楽しい場面だったというのに!いつものだんじりの様子、みんなみんな相変わらず。そんな変わらない所が泣ける。年取ったおっちゃんらがお父ちゃんの仏前に挨拶する姿、そしていつものように現れる茶番の男北村、今日も美しいサエさん、久しぶりの原口先生、これが糸子の好きなだんじりだ。この場には登場しなかったけど糸子に関わったいろんな人の事を思い出したよ。
  • 北村との話も良かった。みんながいなくなる辛さをひとりで耐えていかなきゃならないって分かる。しかし、それに対して糸子が「宝物がなくなるわけじゃない」とあの挑む目つきで言い切るのがカッコよかった。「決めたもん勝ちや」まさに糸子。その顔が大好きだ!!なーんて、糸子の魅力を再確認しつつ、私が北村と結婚したいわ!と北村の良さも噛み締めたり。ホントにいいキャラだったなー。糸子への恋慕は叶う事はなかったけど、ずっとずっとそばで見守ってて(邪魔したり逮捕されたりもしてたが)、それでも子供らにはお父ちゃん役、おばあちゃんには息子役として慕われて、オハラ家にはなくてはならない人だったよね。男女の関係にならなかったからこそ、あそこまで良い関係が続いたのかもね。北村も大好きだー!
  • そして最後のダメ押しでおばあちゃんの前に善ちゃんが現れて大号泣。自分でもビックリするほど泣いてしまった。おばあちゃんも会いたかっただろうけど、私も善ちゃんに会いたかったのよ。良かったね、おばあちゃん…。15分の中で、いろんなキャラのいろんな見せ場が無理なく入っていて、すんごく濃厚だった。素晴らしい最終回だった!となってもいいくらいのオノマチ編ラスト。もうみんなと会えないのかと思うと寂しい。けど清々しい。
  • だんじりに始まりだんじりに終わる。だんじりとミシンがいつでも糸子の根っこにあるのが伝わってきました。オノマチ、そして今回で卒業するキャストさん、お疲れ様でした!