のんべんだらりといきましょう

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ウルトラゾーン

ウルトラ怪獣たちが活躍するバラエティ番組、でいいのかな。コントあり、ことわざあり、大真面目なドラマありといろいろな内容で楽しませてくれました。怪獣に関しては超有名な数体くらいしか知らなくて、初めて見るキャラがほとんどだったんだけど、様々なエピソードを見ていくうちにどれもこれもやはり愛着が湧いて大好きになってきますね。「不良怪獣ゼットン」シリーズなんて、話が進むほどにあの無口無表情なゼットン君の表情が読めるような気がして(ほぼ妄想)お前いいやつだなーとかお前強いなーとかカッコいいゼットンに夢中になりました。
「ウルトラゾーンチャンネル」では板尾さんがナレーションを務め、その柔らかい語り口が不器用な怪獣たちをより愛らしく見せていたと思う。ラゴンちゃん可愛かったわー。ダンスパーティーの話には笑った。孤独なラドンちゃんにも家族が増えて、友達も増えて…という展開が好きでした。
長編の特撮ドラマもそれぞれ面白かったけれど、やはり6話に放送された「THE LOVE」が一番気に入っている。1〜5話のゾーンぶりと全く違うテイストに不意をつかれたのもあって号泣してしまった。丘みつ子演じるみつ子と関智一演じるザラブ星人の心の交流が静かに丁寧に描かれていて、最後にちょっとした不思議もあって本当にいい作品でした。他にも「最後の攻撃命令」や「悪魔が降りた日」なども好きです。「THE LOVE」以外は、前後編として2回に分けて放送していたけど、1話ぶっ続けで放送していたらまた印象が違ったんじゃないかな。
ゲストもとても魅力的な人選で、ツダカン高橋一生、ヤマシゲさん、渡辺哲さん、関智さん(声だけではなくて俳優としても登場して驚いた!)などなど次は誰が出演するのかと楽しみでした。
毎回挿入されるアイキャッチと怪獣ことわざは絵本にして出して欲しいよ!DVD特典で同封されているらしいけど、『ウルトラゾーンガイドブック』として出たら買っちゃうんだけどなー。