面白かった。2時間はちょっと長かったかなと思ったが、次回からの通常運転になればちょうど良く感じられるかな。たべちゃんのコメディエンヌっぷりが良かったなー！あと、あの声も好き。『二ノ国』やって以来、あのハキハキとした良く通る声がとても好きです。
小池さんは、ちょっと頼りなけど、浪花のおばちゃんにモテモテのかわいい刑事がはまってたし、段田さん、小日向さんがしっかり脇を支えてるしと安心して見られる布陣でした。段田はシリアスもコメディもさすがに上手いですよね！進藤と漆刑事のやり取りが楽しかった。
子役さんはさすがお上手な人が多かった！特にまえだまえだすげーな！弟くんのモノローグが上手すぎてびっくりしました。今回メインだった福島くん役の男の子も罪の告白シーンと、お母さんとの抱擁にはグッときた。もちろんお母さん役の富田さんが素晴らしかったのも大きいですが。
ラスト、子供たちが全力でソフトボールを楽しんでいる脇で、原田弟が「誰が一番悪かったのかぼくにはよく分からない」とモノローグを入れるのが良かったな。事件の不条理さや、殺人事件によって明らかにされた事だけが福島一家の全てではないというのを、子供目線できちんと振り返っていて安心できた。児童たちの無邪気な笑顔がまた効果的でした。
エンディングで山本耕史の名前があって、あれ？どこに出てた…？と思ったら、最後の最後に颯爽と登場してて笑った。進藤と共にしのぶに惚れる役なのね。目を見開いて凝視する山本さんと、ぽやや〜〜んとした顔でうっとりする小池さんがまた面白い対決を見せてくれそうで楽しみです。
