のんべんだらりといきましょう

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モリのアサガオ #4

迫が本当にどうしようもないクズで怖いほどだった。起こした事件が中学生8人を閉じ込めて焼死させるという残虐極まりない上にそれを一切反省せず、夕子さんを貶めるような態度を繰り返すとは、全く救いようがない!そんな気味が悪くて恐ろしい役をツダカンが熱演。人でなしで目を背けたくなるような役を見事に演じきるツダカンにさらに惚れました。やっぱりカッコイイ男だなー!
ツダカンの死刑囚は見ごたえあったけど、お話はこれまでの3話に比べると印象が薄かったかも。夕子さんが迫と結婚した理由を理解するのが難しかった。彼女の苦しみや後悔は十分に分かるけど、その償いとして迫と結婚したと言われても、及川じゃないが「放火」しか繋がりがないように思えてしまう。償いというか、己に課した罰と考えればいいのかな?夕子さんの心情に添えなかったなぁ。
及川独自の「死刑囚と向き合う」行為(心の中に土足で踏み込むともいう)に対して、渡瀬が「お前は悪魔か!!」と激昂したが、緊張感を味わうと共に、そう言われても仕方ないよね…とどこかスッキリした気持ちになった。渡瀬の罵声とナイフでの怪我によって、及川にも刑務官として成長が見られるのかな。死刑囚・深堀の言葉が重かった。
ラストで及川が小学生に刺される展開には驚かされたよ!夕子さんを探していたって事は死んだ山下くんの弟?(にしては年齢が低いような気もするけど)夕子さんと迫の話はこれで終わりかと思ったけど、この弟くん絡みや迫とのその後もまだ描かれるんですね。夕子さんの献身で迫に変化が現われるのかも楽しみです。それにしても、この弟役くん、最近いろんなドラマで見かけるが悉くヘビーな境遇の役でちょっと心配になるよ。