9話 「日村大岩」
脚本・監督 沖田修一 ／ 木南晴夏
登場人物が関わる仕事として人形劇が扱われるくらいかと思ってたのに、新しい人形劇「ヒムラ」の上演をガッツリ30分見せてくれるとは！これには度肝を抜かれたよ。そして、人形の扱いが上手くなってるのが分かる…硬いはずの人形から柔らかい仕草や表情が見えてくるんだから不思議。これはこれで準備や練習がものすごく大変だったと思うけど、面白いモノを見られて良かったよ。タミヤの車を使って舞台を走り回るのには笑った。
10話 「価値観」
脚本 オークラ 監督 設楽統 ／ 星野真里
ユウキがポイントポイントでかすかに「女」を見せていたので、ゲイでしたオチなのかな？と予想していたんだけど、さらに斜め上の答えだった！女かよ！でも、女だと分かると、あれ？もしかしてこういう女の子もいる？いやいないだろ！でもいるかも…と思えてきたから不思議。終盤の畳み掛けるような展開の連続は面白かったな。星野さんの動揺する演技が上手くて、彼女の表情や声に笑ってしまった。さすがですね。カオリの歴代彼氏、そしてユウキ、不倫相手のハマケンさんと、皆絶妙に冴えないのが並んでて、カオリのついてなさを象徴しているようでおかしかった。
