PS4でプレイしたパズルゲームです。
おじいちゃんが歩くために地面を動かして道を作り、旅を手助けしてあげます。旅の途中でおじいちゃんの思い出が何度も一枚絵で挿入されますが、セリフもナレーションも一切ないので、各々がおじいちゃんの人生と旅の意味を想像していきます。そもそも、ゲーム中に一切説明が出てこない、音楽と映像のみで作り上げているゲームですが、実にシンプルなので操作に迷う事は一切ありませんでした。
とにかく映像が美しい！！まるで絵本を見ているようで、色彩といいタッチといいものすごくドストライクな作品でした。温かみのある住宅地、柔らかな風が吹く草原、夕日の美しさ、遠くに見える灯台からの光などなど、どの場面を見てもまずじっくりとその絵を見入ってしまいました。数多くはないですが、家の扉が開く、気球が揺れるなどのパズルとは直接関係ない触ると動くギミックもあり、それを見つけるのも楽しい。
パズルとしては難易度が低く、クリアまで問題なくたどり着けました。プレイ時間2～3時間くらいかな。逆にいうとゲームとしての歯ごたえはあまりないので、1,000円だと高いと感じるかも。私はセールで33％引きで購入したので、ゲームもできる絵本を手に入れたと思えば満足でした。それほどに綺麗で温かいグラフィックなのですよ！スマホでプレイする方が地面の動かし方はより直感的になるし、価格も安いので手軽かなとも思うけれど、あの美しい絵をテレビの大画面で見られて良かったので、私は据え置きで遊べて満足です。
