のんべんだらりといきましょう

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ハラスメントゲーム #5

社内恋愛とハラスメントのバランスを描いていて面白かった。秋津の家庭でのやり取りを含め、いつもよりほのぼの成分も多め。まるで中学生のような恋愛相談も、社会で大人のルールやしがらみやプライドや状況に縛られるとがんじがらめになってしまうのだね。41歳の上司が20代の女子社員に…て聞くと、ええ~…と眉を顰めかねないが、そこは課長役の八嶋さんが真面目さ誠実さ滑稽さ情けなさなどを上手に見せてくれたので、思わず応援せずにはいられなくなる展開となった。とても可愛かったなぁ。
高村先輩が気になって右往左往する矢澤弁護士も、今回のお話にバッチリ沿っていて見ててニヤニヤした。「待つ時間て長いですよね」「ご立派でした…」と心から共感しているのに笑ったよ。
社長が「会社を追い出されるくらいなら潰れてもいい」とキメ顔してたが、秋津はそんな社長のプライドに振り回されて自分の人生を消費される事を良しとはしないと思うんだよね。「ハラスメントなんてゲームのカードと思うくらいがいい」とはフラれた課長を慰めた言葉だけど、それを生かしてどう社内のパワーゲームを乗り切っていくのか楽しみだ。