のんべんだらりといきましょう

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イノセンス 冤罪弁護士 #4

友人は事故死ということで被告人の小笠原さんは無罪判決となったけど、亡くなった友人のご家族の気持ちまで考えちゃうと「おめでとう!」じゃないよね…。小笠原さん本人が一番分かっているだろうが、事故の原因を作ったのは自分がペンダントを投げたからであり、そこには嫉妬とか逆恨みとか友人のあずかり知らぬ所で起こったものばかりが渦巻いていて、友人本人はそれでも小笠原さんが好きだったわけだから。だからと言って、前回のラストじゃないけど「被害者遺族の遺族の怒りの対象をブレさせて」云々で殺していない人を犯人であるというわけにはいかないけどさ。前回は破れての後味の悪さ、今回は勝利しての後味の悪さで、違う角度から同じものを見ている気分にもなりました。
ともさかさんは影の持つ役をやらせたらさすがの一言だった。怒りや憎しみや自己嫌悪を抱えて自暴自棄になりそうになる演技が見事だったー!だが、最後の笑顔で空気を柔らかくさせるのもうまい。そして、今回の敢闘賞は登別さん。体を張った検証協力に、所々で見せる全く相手にされてなかった感にほっこりしたw
ドラマ開始早々は、お約束とはいえ和倉さんがギャンギャンうるさくて、いくら川口春奈さんでもこれは許されるのか…?(誰に)と思っていたけれど、今回は少し落ち着いてきて見やすかった。そうなると途端に本来の魅力が生きてきてやっぱり可愛いわぁと思えるようになったよ!
湯布院さんが「私の目の黒いうちは、そんなことさせません!」と言っていた。だが、こんな風に言われたら途中で湯布院さん死んじゃうの…?とか心配になるじゃないですかー。大丈夫だよね?