のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

インハンド #10~11

10話

日本でエボラが!!ってスケールが大きすぎて、天才とはいえいち科学者にはもはや手に余る国家レベルの大問題じゃないかー!と心配になります…。いや心配してもどうしようもないがw
紐倉と福山というプロフェッショナルが「運よく」現地に滞在していたのに、対応が甘そうなのがちょっと気になった。最初は飛沫感染がないと思われていたとはいえ、会見中に記者が倒れた時に「この部屋から出ろー!」ってバラバラに追い出していたけど、そこは逆に感染有無を確かめるためにまず彼らを保護してしっかり様子を見た方が良かったんじゃないだろうか。あと、牧野がギリッギリで村を脱出した場面も、彼女も村をうろうろしていたわけだし、万が一感染してたらと考えなかったのだろうか。検査して問題なかったというような判断があったのかなぁ。
村の臨時医師として頑張っていたおじさん先生が、患者の様子から瞬時に判断して高家に「近寄るな!!」と指示したのは本当にナイスジャッジだった。ご本人は感染してしまったけれど、今回のMVPは彼なんじゃないかという気がしてならない。おじさん先生にも何とか助かって欲しいよ。
この未曽有の大惨事をどうやってまとめるのかなぁ。まさか、村の中に閉じ込められ満足な研究施設すらない状態で紐倉がワクチンを完成させてしまうという奇跡が起こるのか?それとも人工的に作られた生物兵器には実は欠陥があって、それを見つけ出して対処するとか?
そういえば、裏切り者は誰?ってのをまだ引っ張るとは思わなかった。もう御子柴(藤森さん)でいいよwというか、エボラ発生という大問題を前にして、今更厚生労働省とのチマチマした争いなど些末すぎるw室長(光石さん)がどんどんかっこよくなっているから、瀬川にガツンと言って泣かせてくれればそれでいいです。

 

11話

あの妊婦さんと緊急手術による出産は関係なかったのか!え~、じゃあただでさえ慌ただしかったのに、あえて入れる必要あったのかしら…と思ってしまったよ。
日々増えていく患者、5日後には100%の致死率、インフルエンザ並みの感染力を持つ兵器として開発された強力なエボラウイルスと、こんな最悪な状況でも相羽村が300日近く経っても滅亡しなかった上に道路を封鎖した程度で他の地域は全く無傷であったという事に、しっくりこなくて違和感が…。エボラの恐ろしさに対して、なんというか地域限定的な問題扱いされてるように感じたから?そんな描写をしてる余裕はなかったのだろうけど、「エボラ」を扱うならばもっともっともっと国としても大問題になると思うのに、相羽村テレビ会議のいつものおじさんらの間だけしか騒いでいないような雰囲気だったのが気になった。
あと、アラタな!あのバイオテロ犯はあの後どうなったよ!?地味に連行されている姿が最後って、あの後が気になるじゃないのさ。アラタが捕まったことによって、福山がウイルスを漏らした説は否定されるだろうし、そもそもその新型エボラどこから?って騒ぎになってるだろうし、たとえ隠ぺいするにしても(いや、あれほどの死者を出してしまったのなら世界中でニュースになってるだろうから、さすがに隠ぺいは無理でしょw)そこらはどうケリをつけたのか知りたかった。
とはいえ、楽しんだ所もちゃんとあったよ。一番は濱田さんがやっぱり上手いなぁと再確認したこと。最終回の活躍を見ると、高家が主役でもおかしくない勢いだった!高家の死(死んでないけど!)を嘆く紐倉や、高家の感染を知って封鎖地区に再び乗り込んでくる牧野の、友情とか信頼とかその前向きな人間関係は見てて楽しかった。
あとドラマとは直接関係ないけれど、主題歌が良かったな~。私の記憶は「サマーヌード」のカバー出した時で止まってるので、この曲を最初聞いた時山下さんが歌っていると全然わからなかった!歌い方が全然違うのね。こっちの方が素敵だし好きだな。