配信で見ました。歴の浅い素人の感想です。(ネタバレもあります)
『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』
- 分かりやすく物語で世界に入っていきやすかった。
- 冒頭から柚香さんが振りではなく実際にピアノを弾き歌っていた。すごい。
- 正統派の時代物なのかと思ったら、サロンでの演奏会がさながらフェスのような盛り上がりを見せてきて面白い。ピアノも光っている(ゲーミングピアノ)
- 星風さんが美しい。
- 水美さんのショパンが優しく穏やかで眩しいばかりの光属性だった!!!穏やかな微笑みとまっすぐな心持ちに説得力がありすぎます。
- 飛龍さんの見せ場もたくさんあった。
- 永久輝さんのジョルジュも美しい。女性声も好きだなぁ。男役さんが女性役になると、娘役さんとはまた違った独特の色気が出るよね。素敵。
- リストのライバル、ターンベルクが何だか悲しくて同情してしまった。パトロンのマダムによって作られた人気にも気づかず喜んでキャッキャしている姿や、リストと直接対決でも決して敵わないのが哀れだったな。ちなみにかっこよかったです。
- 音さんは本当に歌はもちろん、パトロンの伯爵夫人のような役もお上手なので彼女が演じるゾフィーを見てみたかったな。
- ショパンが光すぎる!!!(2度目)
- ジョルジュかっこいい。奔放でありながらも、自らの足で立ち誰かに寄り添う事や手を差し伸べる事を躊躇しない女性。そして男装。かっこいい。
- 革命だー!立ち上がれー!って流れになった時、突然のラップに驚いた!ここで…ラップ…!?と不思議な気持ちなったが、様になってるというか、貴族の音楽がサロンで流れるクラシックならば、庶民の気持ちが込められたのがラップというのもこれはこれでありと思わせるのが宝塚。そして真ん中で歌っていた聖乃さんはかっこよかったです。
- ショパンが光すぎる!!!!(3回目)水美さんも熱演だった。闇で彷徨うリスト、彼を救いたいと願うショパン、それを見届けるジョルジュがとても良かったです。
- リストとマリー、リストとジョルジュ、ジョルジュとショパン、ショパンとリストの、複雑かつ抱えるには大きすぎる感情が良かったな。
『Fashionable Empire』
- 楽しい!!玉座に座って登場する柚香さん素敵!冒頭から「なんかすごい!!!」とひとり盛り上がりました!
- 飛龍さんの見せ場がいくつもあった。『銀ちゃん』のヤスが本当に本当に良かったので、退団されるのが残念です。まだまだ誰がどなたなのか見分けられない私でも、飛龍さんが舞台にいるとすぐにわかるくらい存在感のある方だったと思います。
- 高翔さんは声で覚えています(組長さんだった時の、最後に退団者を呼び込む時の声と話し方がすっかり刷り込まれた)
- 柚香さんと水美さんのダンス対決が一番印象深かった。このお二人のダンスは見ごたえある!!「Fly me to the Moon」の時のデュエットダンスでの、柚香さんペア、水美さんペアが同時に高速回転リフトでグルグル回ってるのもすごかった!!
- お芝居とショー合わせて柚香さんの歌パートがふんだんにあったけど、以前より歌がお上手になっていると思いました!(偉そうにすみません…)。