のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

優しい時間 #2

今回は新婚さんがケンカしながら店にやってきて、仲直りして帰って行く一日。ゲストは田畑智子中村俊太。が、ゲストというほどの出番もなく終わってみれば「あれだけなのか…」と呟かずにはいられなかった。
初夜で足を舐められた=レイプされた!と秀子(田畑智子)がショックを受け、夫の健(中村俊太)とケンカしてしまう。倉本總が性に関して描くとどうも生々しい感じを受けてしまうのですよ。『北の国から』のタマコの妊娠やシュウの過去、蛍の不倫などもエピソードとしてはよくあるものなのだけど、何故だかこの方の脚本だといたたまれない気分になってしまう。今回もそんな気分になりました。
梓(長澤まさみ)の「皿を落とす癖」は心の病気?第1話での皿を落とした際の不審な動き。第2話では否定されてヒステリーを起こし皿を全部割ってしまう、その上職場放棄。さらに割った皿が必要と知りパニックを起こす(皿の破片を袋などにいれずそのまま車にばら撒く)などの動きから、病気というより軽い発達障害をもつ女の子かな?と思っていましたが、次回予告からすると違うようだね。
梓と拓郎(二宮和也)が雨宿りする場面では、梓の「男の人の部屋にはいったの初めて」や「お姉ちゃんに怒られちゃう」などで純な所をアピールしすぎのように見えてイライラしてしまった。でも、これに耐えなければ倉本作品を楽しめないのだよね…。って無理して耐える必要もないんだけどね。
勇吉(寺尾聡)は今でも拓郎を許せない気持ちがあるようだけど、妻が死んでしまった原因が息子にあるとはいえ、絶縁状態になるほど気持ちが離れてしまうものだろうか。
妻が亡くなった原因がはっきりと描かれていないからまだあやふやなのかもしれないけど、勇吉自身が妻に対する何らかの負い目があって、そのやりきれない気持ちを拓郎のせいにしているのではないの?と思えてしまった。…完全に妄想ですが。
さて、次回は佐々木蔵之介の登場ですよ!