のんべんだらりといきましょう

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あいのうた #3

1話に比べて2話に感じる事が少なかったので少々評価が下がっていたのですが、この3話であっという間に盛り返しました。いいよ、いいよー!弁当を作ってもらう側の気持ちを洋子(菅野美穂)の幼少時代で、作る側の気持ちを現在の洋子と先生(岸田今日子)の思い出話で、その二つとも味わう事ができるなんて上手いつくりだなぁ〜。残った弁当を見てがっかりした洋子はすぐに諦めるかと思ったのに、忍耐強く努力を続ける姿とついにデパ地下の弁当に手を出し手しまった姿を見て胸が苦しくなった。そして、最後の頭クシャクシャっていうのは耐えられなかったよ。洋子は優二(玉置浩二)を初めとする片岡家によって、子どもの頃に享受することができるはずだった幸せを今貰っているんだろうね。
泣きの要素も十分だったけど、ほのぼの笑いの場面もこのドラマのムードを形作っていると思う。房子(和久井映見)と洋子のやり取りを初めとして、スーパーでのウィンナー争奪戦、初めてのカフェなど、メインの場面に挿入された一つ一つが丁寧に作ってある気がします。