のんべんだらりといきましょう

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野ブタ。をプロデュース #4

やっと追いつきました。今更の第4話。
面白い!ドラマを見ながら、そして見た後もいろいろ考えさせられることの多いドラマだ。1話より2話、2話より3話…と今の所しり上がりに面白くなっていると思う。今回も、花びらが舞い降りてくる所でジーンとしてしまったもの。丸く治めるために平気で嘘をつく修二(亀梨和也)も、セバスチャンのマザコン話も、信子(堀北真希)と坂東(水田芙美子)の会話も、全てが意味のあることとして描かれていて、無駄なものがない。特に「114の日」にステージ上にいる修二がどちらを選ぶか…とういう場面では、セバスチャンとの会話が思い出されて彼がどちらを選ぶのか真剣に見入ってしまった。
坂東と信子が対峙する場面があって本当に嬉しかったなぁ。もちろんこれで全てが解決というわけではないだろうけど、信子、修二だけでなく坂東の心の中にも「人は変われる」という兆しが見えてきただけでも満足。突然の指名変更も、坂東が「(信子に)水をかけても心が痛まない」と言い切ったからこそ、他の誰でもない彼女を指名したんだろうね。信子の機転のよさに驚くばかり。そして、そこで花びらバケツを選ぶことができる坂東の思い切りのよさも結構好感が持てた。
「花」が出るまでアミダを引き続けた修二も良かったけど、彰にも「うわー!」な感じであった。1話では散々「見ていてキツイ」と言ってしまったわけですが、どうしたことだ、3話辺りから株価急上昇ですよ!ヘラヘラしつつ、きちんと周りを見る事ができる男。なんでクラスで浮いている(という設定だよね?)のか分からないなー。やはり原因はあの話し方か?なんて美味しいキャラなんだ!!
野ブタを窮地に追いやる謎の女子は一体誰?まり子(戸田恵梨香)かと思っていたけど、違うような…。にしても、3話のおばけ屋敷破壊といい、今回の校庭の落書きといい、一人でやるにはあまりにも病的でちょっと怖い。信子の別人格の仕業だったらどうしよう!(そんなわけない)