のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

氷壁 #2

2話は全編K2アタックのみ。超真剣に見てしまった。奥寺(玉木宏)も北沢(山本太郎)も、ゴーグルつけて顔はほとんど見えないし息苦しさと疲れから喘いでいるばかりだったが、雪山登山の壮絶さがビシビシ伝わってきた。横にもなれない所にテントを設置したり、穴を掘って休むとか、考えただけで寒気がするような場面の連続だったよ。
雪の中衰弱し、眠りかけた北沢に「お前が好きだぁぁぁぁあああ!!」と大告白するのはいくらなんでも突然すぎると思うよ。なんでいきなりそういう会話になっているの?緊張感のある場面なのに思わず笑ってしまったではないか。弱気になって「死にたくない」と泣き出した後、「俺はできる!」とテンションが異常に上がっている北沢を見て、一瞬寒さと恐怖で錯乱してしまったのかと思った。絶叫しながらロープを登ろうとする姿を見ていると、やはり思うのが「山の何がそんなに彼らを惹きつけるのだろうか?」ということ。うーん、不思議だ。
今回は山がメインだったので、魔性のネイル女史・美那子(鶴田真由)がほとんど登場せずにストレスも感じなかった。実家で甥達の相手をする美那子は自然な感じだったから、八代の妻としての顔はあえて違和感を感じるようにしているとか?うーん、もう少し彼女の動きを見ないと分からないけど、山男を虜にするK2と同列に扱われるほど彼女が魅力的には見えないんだよね。


1話ではちらっと思い出した程度だったが、2話を見た後ではもう我慢できないので、本棚から引っ張り出して沖田の穂高登山編を読むことにします。